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Nikon Z fcをWebカメラとして使ってみた

Amazonで約2,000円で購入できるHDMIキャプチャとZfcを組み合わせてZoom会議のWebカメラとして使えるか試してみました。

結論としては、全く問題なし!(今のところ)
ドライバのインストールも不要で普通のWebカメラとして認識されました。

Z fcで利用する場合の注意点

軽く使ってみて躓きそうな点があったので、備忘録として残しておきます。

①HDMIケーブル
用意するHDMIケーブルはType Dが必要です。Z6IIで使用できるType Cとは違う点に注意。自分の場合は、SONYのZV-1用に購入していたものがそのまま使えました。

②パワーオフ時間
カスタムメニューc3にある「パワーオフ時間」の「半押しタイマー」の設定時間を「制限なし」にすることで、会議中電池が切れない限り映像が途切れることはなさそうです。
※USB給電が出来るので問題ないと思われますが。

③AFエリアモード
これは好みもあるかと思いますが、オートエリアAF(人物)で良いと思います。

ZV-1と比較して便利だと思えた点

バリアングル液晶を手前に向けた状態で、ISO感度ダイアルを直接回して設定できる点はちょっとした感動がありました。シャッタースピードは1/60で使用することが多いので、周囲の明るさによってISOを変えることがあります。
ZV-1でも操作を覚えてしまえば出来なくはないのですが、ISO/F値/SSを物理的なダイアルで直感的に操作できることはZ fcならではかもしれません。

あとZV-1でずっと面倒だと感じていたUSBストリーミングを選択した後にUSB接続していた手間を一切気にしなくて良くなった点も大きいです。

ZV-1の勝手に美肌補正する機能が嬉しく無いわけではないのですが、Zレンズのクオリティで映し出されることによって、自分にとってはより美意識を高める必要性を感じさせてくれるので、個人的にはZ fcをメインのWebカメラとして使うことにしたいと思いました。

AFのスピードについてはZV-1の商品レビューモード程の速さはないですが、十分実用的なレベルです。またZレンズなのでAF駆動音は無音と言ってもよいレベル。

ますます欲しくなったNIKKOR Z 28mm f/2.8

16-50mmのレンズキットでも十分市販のWebカメラの画質は超えているのですが、もうすぐ発売されるNIIKOR Z 28mm f/2.8ならもっと良い感じになると想像しています。何よりZ fcをWebカメラとして使うカジュアルさ、オシャレさは他のカメラでは味わえない体験だと感じています。

ZV-1もとても良いカメラだとは思いますが、実際電池持ちが心配なのと、Z fcでここまで出来るのであれば手放しても後悔は無いと思えるようになりました。

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