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Nikon Z30を手放してZ5を購入した話

Nikon Z30は従来のエントリーモデルとは比べ物にならないくらいスナップカメラとしても、Vlogカメラとしても優秀なカメラです。

今回は、なぜコストパフォーマンスもかなり高いNikon Z30を手放し、Z5を購入したかについて記録を残しておこうと思います。

ちなみに自分の場合、既にNikon Z9やZ fcも所有しているため、誰にでも当てはまる話ではないことを先にお伝えしておきます。

お散歩カメラとしてのポジション争い

まず、Z9を入手するまでの過程で、Z6→Z6II→Z7IIを所有していたのですが、次の機種を入手する度に、それまでのメイン機種を手放す運用だったため、Z9を入手した時に手元にあったのは、Z fcのみでした。

究極のお散歩カメラNikon Z fc

Z fcはとてもオシャレなカメラで、人に見せる際にも注目を浴びやすく、写真を撮るカメラというより、魅せるカメラという、ある意味究極のお散歩カメラのポジションを確立できています。

また、他のZシリーズカメラと比較してしまうとかなり持ちにくいのですが、ファインダーを覗きながら、のんびり写真を撮る際には、シャッター音も含めて最高の撮影体験が可能です。

巷ではZ fの登場も期待されていますが、もう少しグリップ感のあるZ fcテイストのボディが将来発売されるまでは、この圧倒的なポジションは揺るがないと思います。

Webカメラとしても超オススメのNikon Z30

一方で、去年の夏に、Z fcにはないZ50譲りのグリップ感に惹かれ、何気ない日常を記録するためのお散歩カメラとしてZ30を追加購入してみました。
このZ30は、ビデオ会議時のWebカメラとしても扱いやすく、満足度としてはかなり高いカメラであることは間違いないのですが、シャッタースピードがZ50/Z fc同様に1/4000秒までの制限があり、ごく稀になのですが、ファインダーを覗きながら撮影したいシーンも出てきました。

また、最近は新たにストックフォトも本格的に始めようと考えていたので、Z9ほどのスペックは不要だけど、コンパクトで手軽に持ち運べるカメラが必要になってきました。

お散歩カメラに求めるものが詰まったNikon Z5

そこで候補として浮上してきたのが電子ビューファインダーがあり、1/8000秒のシャッタースピードが扱える今回のZ5です。
以前に所有していたZ6、Z6II、Z7IIももちろん候補として挙がりましたが、Z9に近づくスペックにしてしまうと、メリハリが無くなってしまい、気軽なフルサイズと言い難くなるため、モノは試しでZ5で良いと判断しました。

Z5は評判として液晶モニターのクオリティに触れられることが多いようですが、Z fcやZ30で使っていても特に不満はなかったので、個人的に写真に影響がないと考えて特に気にしていません。

忘れ去られた訳ではないNikon Z50

人によってはNikon Z50があるのでは?と疑問を持たれた方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的にはZ30と同じバリアングル液晶ではないこと、そしてUSB給電ではないことが、候補から外れる決め手となりました。
仮にZ50IIが出てきたとしても、シャッタースピードはおそらく1/4000秒のままだと思いますので、しばらくはZ5がお散歩カメラのポジションを担うことになりそうです。

レンズをすべてS-Lineに統一したことも後押し

最近、防湿庫で留守番することが多いレンズを手放し、所有しているレンズをすべてS-Lineで統一しました。
Z30もZ fcもS-Lineありきだとちょっと重厚感が増すのは否めませんが、Z5であれば上手くバランスは取れると考えています。
また今回のZ5購入にあたり、NIKKOR Z 24-120mm f/4 Sを追加しました。

  • NIKKOR Z 24mm f/1.8 S

  • NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

  • NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

  • NIKKOR Z 85mm f/1.2 S

  • NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

  • NIKKOR Z 24-120mm f/4 S

  • NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

  • NIKKOR Z 70-200mm f2.8 VR S

トップ画像はZ9に新しく入手したNIKKOR Z 24-120mm f/4 Sの組み合わせで撮影してみましたが、ブツ撮りレンズとしてもかなり良いですね。
昼間の明るい時間であればZ5との組み合わせでも十分実力を発揮してもらえる気がしています。

2023年になってから何となくモヤモヤしていた機材関連を、今回一気に整理することができたので、これからのカメラライフがますます楽しくなりそうです。

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