占いで幸せを得る人の特徴。

タイトルの「幸せを得る」という言い方は少し極端な表現になりましたが

占いなどで鑑定をし、上手く運気に乗る人や、

自分の運命運勢を使いこなす人とそうでない人がいます。

従来の占いなどでは「良い」「悪い」といった表現をすることが多いです。

古典的な西洋占星術では木星や金星などを「吉星（ベネフィック）」、

火星や土星、冥王星などを「凶星（マレフィック）」という風に言われてきました。

しかし、現在の占星術ではあまり「吉」「凶」では判断せず、

場合によっては凶星と言われていたものでさえ吉に転ずることもあるのです。

では一体どういったパターンで凶を吉に覆すことができるのか？

それは、「自分がその星のパワーをどう使うか」です。

「星を使う」ってどうゆうことやねん。って感じですよね。

例えば、出生図（ネイタル）の個人天体に火星や土星などの凶星（マレフィック）や

トランスサタニアン※土星以遠の天体（天王星、海王星、冥王星）が

凶角（スクエア90°やオポジション180°）を形成した場合は

個人の生まれ持った運勢が一筋縄ではいかない運勢（凶運）の持ち主となります。

海王星や冥王星といった大きな天体は良好な角度、

所謂、吉角（セクスタイル60°やトライン120°）であると

個人の力がパワーアップします。

「無意識」でその天体のパワーを増幅できる星の持ち主。

わかりやすく例えるとスターを得たマリオ状態。

（古い？わかる世代にはわかる(￣ー￣)笑　
技出さなくても勝手にパワーアップの状態。）

しかし凶角だと敵に触れてダメージ喰らってパワーダウン、

場合によってはゲームオーバー…。

火星の「能動性」や「行動力」が悪い方に働けば

「攻撃性」や「暴力」などに転ずるとパワーダウン。

冥王星の「究極」や「こだわり」、

「0か100か」「カリスマ」が悪い方に働けば

「極端」や「執着」、「破壊」など、

1発でゲームオーバーと最悪のパターンを迎えます。

火星も冥王星も闇雲に使うと大変なことになってしまいます。

もともとの出生図で凶角を持っている人は注意しておかないと

運勢が悪い方へと行きやすくなってしまうんですね。

こういったアスペクト（天体の角度）の持ち主が幸運を掴むには

先ほど述べたようにその天体の良い作用を「意識的」に使うことです。

「じゃあ元々そんな運命に生まれた人は

他の人より苦労や努力しないといけないから損じゃないか

」と思ってしまいますよね。

いいえ、むしろとんでもない可能性を秘めている人たちなんですよ(^^)

悪いと決めつけてしまうと人はそこで諦めてしまいます。

例え悪い状況でも「良くなる」「良くする」と思っている人は

何事も諦めずあらゆる可能性を試し、あらゆる可能性を信じます。

全て良好なアスペクトしかない持ち主で例えると

（そんな人は滅多にいないと思いますが。）

生まれた家庭は一般的に良いとされる両親の元に生まれ、

大金持ちではないけれどそれなりに良い生活ができ

衣食住、教育など何不自由なく育って、

自身も良い企業に就職やなりたい職業などに就き、良い家庭を築いて

「世間一般的な」幸せな暮らしをしているという感じでしょうか。

一方、葛藤のアスペクトなどの持ち主を例えると

なかなか表現は難しくなりますが例なのでご了承ください。

五体満足ではなく身体的なハンデや病気を持って生まれたり

家庭環境が特殊で幼少期から苦労が絶えない環境だったり

お仕事やその他でも良い環境に恵まれなかったりなど

人生において何かしら障害や試練が訪れたりします。

こうやって両者を比べてみるとどちらが幸せに見えるかは

「一般的」に一目瞭然です。

しかし、この世（地球）に生まれてきたということは

何かしらを学び（経験し）に来ているということ。

人の魂は良いも悪いもなく、それぞれに必要な事柄を経験をし、

色んな出来事に揉まれて磨かれていきます。

（よく言う石ころ（原石）も磨けば…ちゅうやつです。）

こう考えれば、何事も経験を積んでいった方が

人間性も薄っぺらなものではなく

凹凸（おうとつ）があって深みが増すのではないでしょうか。

成功という言葉はあまり好きではないのですが

俗にいう成功者などは過去にとんでもない苦労を

している方が大半です。

ではあまり苦労もなくとんとん拍子に人生が展開されてきた方たちは

何事もスムーズに物事が運ばれたが故に

起こった物事に対して深く何かを考えたり

悩んだりということがハードの方よりも少し少ないので

魂的には経験不足となるのかもしれません。

私はよく芸能や企業家など、有名人のホロスコープを

こっそりみるのですが

（占星術お勉強の時代は毎日有名人をwikiで調べてみていました。

こっそりって草）

抜きん出て成功していらっしゃる方は

大体ネイタル（出生図）のアスペクトがハード（凶角）のことが多いです。

そういった方々は、側（はた）から見れば

煌びやかな世界に身を置いて何の苦労のなく

とてもキラキラしていてさぞかし幸せな

生活を送っているんだろうなと

妬み嫉みの視線を送る方も中には存在します。

（最近の日本は特に多い。海外に比べて陰湿らしいです。）

しかし他人には見えないところで苦難や努力を

人一倍重ねてきたからこその輝きを放っている方が沢山います。

ホロスコープをみてみると中にはそういった

生まれながらにしてハードがなく幸運の星を複数持って

成功しているパターンの方もいます。

必ずしもハードを乗り越えたから成功できるわけではなく

そういった元々幸運体質の方は今世では苦労はないが

過去世でとんでもない苦労をしたか

とんでもない量の徳を積んできた方なのかもしれません。

この世あの世には不公平は存在せず全てが平等だそうです。

しかしそういったパターンは稀で大体の成功者と言われる方のネイタルは

ハードアスペクトのネイタルの持ち主がほとんどの場合が多いです。

きっと今世で幾つもの試練や壁を乗り越えて得た賜物なのでしょう。

なので、ハードアスペクトを持って生まれてきた方でも

心配しなくて大丈夫(^^)

そして、ソフトアスペクトだけだから成功や成長がないわけでもないので

心配しなくても大丈夫✨

他人（ひと）よりも苦労や落ち込むことも沢山あるかもしれないし

「何で自分だけ…」とマイナスな感情に

心が支配されることも多々訪れるかもしれないですが

その分、宝石のようにカット数が沢山できて

とてつもない輝きを放つ日が必ず訪れるでしょう。

なので、どんな運命、運勢の持ち主の方でも

可能性は秘めているわけで。

逆に恵まれたホロスコープを持っている方でも

それを生かしきれなかったり

心の問題で恵まれた環境にも関わらず満足できないまま

「もっともっと」と、欲深くどれだけ得ても満たされない

状態に苛（さいな）まれてる方もいらっしゃいます。

欲が満たされないのはこのご時世なので様々な要因が重なって

ストレスフルな現代社会といった環境要因もあるかもしれませんが

現状に感謝ができないことも原因の一つかもしれません。

様々な苦労をした方々は今ご飯が食べれること、

安全に寝る場所があること、

健康に身体を動かせることができること、

裏切られた経験から

信頼できる家族や仲間、パートナーがただ存在してくれることに

感謝の気持ちを抱ける心を持ち合わせているように感じます。

幸せの定義とは人それぞれだとは思いますが

何にどこまで幸せを感じれる心の状態がキーポイントなのかもしれませんね。

皆さんは自分の境遇や現在の心の状態はいかがでしょうか。

「考え方」「感じ方」によって

現実はよくも悪くも自分次第で変化していくのかもしれませんね。

今年から約二年半ほどは魚座土星期なので

感情や思いやり、女性性、信じること、感じることなどの

課題、試練の真っ只中なのでそういった問題が起きやすいです。

この期間は特に感情面に疎い人は要注意となりますので

失言や言い切り切り捨てなどは避けた方が良いでしょう。

心の向き合い方や問題は目に見えないので

とても難しい問題ではありますが

感じることの大切さを鍛えていく課題の2年となりますので

頭を使いすぎる現代人は自然や動物に触れたり

頭を空っぽにしてただただ何かを「感じる」時間を

いつもより多くとって心も身体もリラックスしてみてくださいね

ゆるーりと行き（生き）ましょう😊

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