先取り都市対抗プレイバック2016③
東京地区は準決勝と第二代表決定戦を観戦、第一試合の鷺宮製作所×NTT東日本は鷺宮製作所が延長の末にNTT東日本を、第二試合はJR東日本が松本のグランドスラムで東京ガスをそれぞれ下し第一代表決定戦に進出しました。JR東日本は確かこの年は先進国首脳会議もあって応援団が来られなかったというのもありましたが、第一代表決定戦で鷺宮製作所を下してドーム行きを決めました。
第二代表決定戦は両チームとも打ち合いになりましたが、NTT東日本が終盤に突き放しドームへ返り咲き、第三代表決定戦は東京ガス×鷺宮製作所となり、山岡が完封で東京ガスがドーム行きを決めました。鷺宮製作所はまさかの三段落ちでした。
南関東は準決勝を観戦、日通×JFEとかずさ×Hondaという昨年と同じカードでした。第一試合は日通が序盤に守備の乱れで先制されるも打線が幸松を一気に攻略して大勝、第二試合は土壇場でHondaが同点に追いつくも10回にかずさが突き放し勝利、かずさは渡辺俊介がロングリリーフでHonda打線を最少失点に抑えたのが大きかったですね。
第一代表決定戦は日通が勝ち抜け、第二代表決定戦のかずさ×JFEは延長にもつれる熱戦で、隣のJリーグの試合が終わった後も続いていたためサッカーファンの方々も観戦に来られてました。試合はかずさが勝利し、第三代表決定戦は12年連続出場中のHondaと偶数年は隔年出場中のJFEの対決となりました。試合はJFEが勝利し、Hondaの連続出場は途切れてしまいました。
他地区ではやはり東北地区できらやか銀行が悲願の初出場を決めたことを取り上げないわけにはいきません。長年勝てなかったJR東日本東北に勝利すると、七十七銀行および日本製紙石巻の宮城勢を破りそのまま第一代表獲得となりました。
近畿地区は予選免除の日本生命以外では日本新薬、三菱重工神戸・高砂、NTT西日本、パナソニック、大阪ガスがドーム行きを決めました。昨年準優勝の大阪ガスは最後抜けでした。九州地区はHonda熊本、JR九州、西部ガスがドーム行きを決め、鹿児島ドリームウェーブが第一代表トーナメントの準決勝まで勝ち上がり、第三代表トーナメントまで残る健闘を見せるも及ばず、三菱重工長崎は第一代表決定戦から3連敗で敗退となりました。(続)
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