先取り都市対抗プレイバック2013⑤

この年の応援では、日本製紙石巻の応援が印象に残りました。震災後に初めての出場とあって紙メガホンの集団が内野応援席で盛り上げてました。動員も初出場時同様に凄かったです。応援曲は今使われてる熱視線とかはやってませんでしたね。
あとはヤマハとTDKの応援席に入りましたが、ヤマハの浜松まつりが見られたのは嬉しかったです。08年のときに応援席で観戦したときは何故かやらなかったんですよね。TDKはスギッチが見られましたが、この大会が最後となってしまいました…。そろそろTDKの応援もドームで観たいですね。

2回戦以降の試合ではかずさとニチダイのカードが面白かったですね。この試合ではかずさ側で観戦してましたが、ニチダイのマイク係の方が色々と話題になってましたね。『ピンチの後にチャンスあり、チャンスの後にピンチあり』という名言(迷言)も生まれました(笑)。試合はタイブレークまでもつれてかずさが勝ちました。
準々決勝のENEOS×東京ガスでは東京ガスがリードするも8回にENEOSが2番手以降の投手を攻め逆転勝利しましたが、22時以降の鳴り物禁止の時間ギリギリまで全力で演奏していたENEOS応援団に鬼気迫るものを感じ、あれが逆転を呼び込んだ気がしました。なおENEOSはこの年から応援曲にサンライズが加わり、さらに盛り上がりを魅せました。

この大会では前評判が高かったHondaとNTT東日本、日本生命が初戦で姿を消してしまいました。日本生命はこの後も三菱重工横浜(のちMHPS)に頭を悩ませることになります。JR東日本と王子の試合では吉田と山本の投げ合いでしたが、その後山本がドラフトで指名されたときに、ドラフト評論家の方が知らないと発言したのが物議を醸しました。
2回戦以降はヤマハとTDKの試合では打球を見失ったのが決勝点となった試合もありました。そのヤマハは準々決勝で東芝とタイブレークの末にサヨナラ負けとなりましたが、ここでも守りで目測を誤るミスがありました。この大会では補強なしでベスト4に進出した東芝、久しぶりの東京ドームでの勝利を足掛かりに同じくベスト4のかずさ、震災後の出場でベスト8に進出した日本製紙石巻の活躍が光りました。

色々と書きましたが、今から2013年の都市対抗プレイバックが楽しみです。

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