先取り都市対抗プレイバック2011①

今回も都市対抗プレイバックの更新日が近づきましたので、振り返ってみたいと思います。今回は2011年です。

この年は皆さんご存知の通り、3月11日に東日本大震災が起きてしまい、日本選手権をはじめ日本選手権対象大会は中止、そして都市対抗野球も関東の電力事情を鑑みて10月下旬に京セラドームでの開催となりました。中止になった日本選手権は5地区での開催という構想もあったんですが…。
東京スポニチ大会は行われたんですが、決勝戦が行われてる途中に地震が起きてそのまま大会が打ち切り、NTT西日本とJX―ENEOSが両者優勝となりました。ちょうど日本製紙石巻ナインはこの大会に出場していて決勝トーナメントに進出してたときでした(準決勝で敗退)。

震災の影響により都市対抗の2次予選の開催時期が6月に行う地域もあれば、東海みたいに9月まで行った地域もありました。なお日本選手権が中止になったことにより、6月で予選敗退したチームは翌年春まで待たないといけないことになりました。あと2次予選では応援も自粛があったり打楽器NGだったりした地域もありましたね。
なお近畿地区は阪和・京滋奈・兵庫でそれぞれ枠があったのがこの年が最後となり、翌年から近畿で統合され計5枠、残りの1枠が九州に割り当てられ3枠となりました。関東地区や近畿地区の代表決定戦もこの年が最後になりました。

各地区の予選を振り返りますが、北海道ではJR北海道が石勝線特急列車脱線火災事故のため出場辞退、05年からの連続出場が途絶えることになってしまいました。これにより北海道予選は室蘭シャークスが10年ぶりのドーム行きの切符を掴みました。
東北地区ではきらやか銀行が第一代表決定戦に進出もそこから連敗し悲願の初出場ならず、中国地区は倉敷オーシャンズが第一代表決定戦に進出し久しぶりの出場が期待されるも、こちらも連敗で涙を飲むことになってしまいました。(続)

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