先取り都市対抗プレイバック2011④

本戦の話に入ります。組み合わせではこの年からJRやガスの同一企業の括りがなくなり、初戦でJR同士やガス同士のカードが出てくるようになりました。早速JR東海×JR九州のカードが実現しましたが…。

この年の特定試合シードは東芝、東京ガス、日本生命、住友金属鹿島、NTT東日本、NTT西日本、JR東日本東北、JR東日本、パナソニックの9チームでした。京セラドーム開催ということで、日本生命とNTT西日本が初めての特定シードとなりました。
関東からはJR東日本勢とNTTつながりでNTT東日本、和歌山にチームがあった住友金属鹿島が特定シードとなる一方らHondaやENEOS、富士重工業といった常連が特定シードを申請せず、近畿地区の新日鐵広畑や特定シードが本格導入されて初めての出場となるJR東海も申請するかと思いましたがそうでもなかったですね。

私は東芝、JR東海、日通の初戦の日と準々決勝4試合を観戦しました。日本選手権対象大会および日本選手権が中止になったこともあり、特別席がJABA会員だと入場無料というのをやってましたが、初日から担当の方が遅刻するということもあり、先に待ってた方に怒られてました(^_^;)
前年優勝で開幕試合となった東芝は三菱重工神戸との対戦でしたが、この年から野手転向した服部の3ランなどで勝利しました。なお特定シードでしたが私の地元など各地から京セラドームに動員をかけたようです。この日は東京ガス×伯和ビクトリーズ、日本生命×七十七銀行の試合がありましたが、やはり初めての京セラドーム開催ということで入場に手間どり、入場したときには既に試合が始まってたということもありました。

私が観戦できなかった日では大記録が達成されました。JR東日本東北の森内が三菱重工横浜に完全試合を達成するという快挙です。もしかしたら都市対抗プレイバックはこの試合をアップするんじゃないかと言われてますが、果たして…?なおこの試合もあってか森内がプロに指名されましたね。
この日はJR東日本が富士重工業といきなり初戦で激突というカードに加え、パナソニックがヤマハとタイブレークという試合もありました。パナソニックは05年に予選敗退した翌年にJR東海と延長までもつれ込み敗退したのがありましたが、この年も前年の予選敗退しての延長の末に敗退、そして前年に予選敗退した16年のきらやか銀行との試合も延長の末に敗退と、西暦が5の倍数の鬼門に続いてのジンクスができてるのが気がかりです。(続)

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