10年倉庫で眠っていたエアマックス95をオールソール交換してみた
「エアマックス95」はみなさまご存知のように、数あるエアマックスシリーズの中でも格別な人気を誇っていました。もちろん今でも。
その人気からプレミアム価格がつき、90年代には「エアマックス狩り」として社会問題になったことも。
そんなエアマックス95が……なんと! 10足ほど弊社の倉庫から、購入した当時の状態で発見されました。
しかし、なんということでしょう。箱に入れっぱなしで通気性が悪い状態だったために、肝心のソールが加水分解という化学反応を起こし、クッキーのように脆くなりボロボロに。もったいない……。
正しい保管方法を徹底すべきだったと反省しております。
そこで、せめてアッパーだけでも生かそうと、オールソール交換でもう一度履けるようにしてみました。
オールソール交換
オールソール交換とは、靴底全体を交換する修理のことです。
経年劣化したお気に入りのスニーカーでも、オールソール交換で長く履き続けることが可能になります(ナイキなどのオリジナルのソールをそっくりそのまま同じに直すというのはできません)。
簡単にいうと、ボロボロのソールをすべて削り落とし、掃除したあとに仕上げていくという修理です。
vibramソールを組み合わせる
今回使用したソールはvibram186c。
このvibramソールというのは、イタリアのvibram社が製造している靴底で世界的にも名が知れ渡っており、機能性とデザイン性を兼ね備えています。
もともと登山用のソールとして開発されており、滑りにくく耐久性に優れており機能性は抜群。それに加えてデザインも豊富という万能なソールです。
オールソール交換し、生まれ変わったエアマックス95。
どうでしょうか? とても綺麗に仕上がりました。思った以上にマッチしているのでびっくりです。
底が変わるだけで新しい靴を履いている気分になって、また面白い!
お気に入りのスニーカーは長く履きたいものですよね。
オールソール交換してみたい! という方。まずはお気軽にご連絡ください。個別にご相談&修理をさせていただきます。
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