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2023 TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR IN JAPAN @横浜アリーナDay2

2023年4月26日。
2022年の大晦日に、コ●ナに臥し朦朧としながら見たスカパーでのMAMAの再放送で、雷に打たれたかのようにハマってしまった、
TOMORROW X TOGETHERのライブに行ってきました。


と普通ならここで、会場とかで撮った写真が入ったりすると思うんだけど、昨日は暴風雨且つ1人参戦だったゆえ、1枚も写真なし。
(まあ晴れてても誰かと一緒でも写真がない可能性の方が高いんだけど)

言葉にしてしまうと、心に留めておいた大切な想いが日常に溶けて消えていってしまいそうで。。でも、そもそも余韻がすぐ抜けてしまう性質だし、せめて少しでもカタチにしておこうと思います。


"Road to 醒め"の危機を乗り越える

FCの1次も2次も全滅だった今回のイルコン。基本、チケ運がとてもいい方なので、
「ああ、私はTXTとは縁がないんだなあ・・・」
とぼんやり思う日々だった。当選に歓喜するMOAを横目に
彼らへ抱く想いをどう温め、どう紡いでいこうかなあ・・・
このまま醒めてしまわなければいいなあ・・・
とも思ったり。
アイドルだろうがアーティストだろうが属性問わず、推しになる理由はいつも
「音楽とパフォーマンスが大好きだから」
が1番にくる私にとって、会える距離でライブがあって、参加できるチャンスがあるのにその権利を得られないという現状は"Road to 醒め"まっしぐらになりかねない。折角出会えた縁を、ライブに行かずして無駄にしたくなかった。

でも
「初めて参加するTXTライブは横浜で観る」
と決めていたその願いがローチケの神に通じたのか、その願い通りに横浜アリーナでの参戦が叶って。やっぱり、それを願うに許される状況があるならば諦めないって大事だな。


初めてのTXTライブ!5人の印象

ライブレポートのようにわかりやすく整然とした文章はまっっっっったく書けないので、ご容赦を。


フィジカルお化けなエンターテイナー☆ヨンジュン

何に度肝抜かれたかと聞かれたら、まずはこれ。推しのテヒョンがよく大絶賛しているヨンジュンのフィジカルの素晴らしさ。目も悪いしステージからの距離も果てしなく遠い席だったのでパフォーマンスを味わうことは正直諦めてたんです。だがしかし、ただ者じゃありませんチェ・ヨンジュン。彼がステージで踊りだした瞬間、すぐにヨンジュンとわかるそのオーラ、動き。あれには本当にびっくりした!しなやかな身のこなし。噂には聞いていたけど嘘でなく足が踊ってるように見える位に長~い足と小さな顔。表情はよくわからないけれど伝わってくるんですよなんか!エネルギーというかなんというかが。ひときわ、発光してました。あのエネルギーをあの席で感じることができたのはほんとに嬉しかったし、ライブに参加できた喜びをかみしめられました。ダンスもうまけりゃ歌もラップもうまい。オールラウンダーなエンターテイナー。ステージに立つために生まれてきた人。


キラキラとエモさを身に纏っていたボムギュ

ヨンジュンとは違う意味で発光していたボムギュ。私は成人男性に対して「かわいい」「赤ちゃん」という言葉を使うことにものすごく抵抗があるんだけど、ボムギュはその罪悪感をいとも簡単に打ち破ってくる存在。
「・・・かわいい・・・」
と何度小さくつぶやきため息をついたことか。私の中で1番<アイドル>という言葉を聞いてイメージするキラキラを身に纏っているなあと感じるのがボムギュ。画面越しでもしっかり確認できる、それはそれは端正で美しい顔立ち。そして1番エモーショナルなエネルギーが伝わってくる人。ボムギュが笑うと楽しいし、楽しそうだと本当に嬉しいし、良い意味でコントロール不能な所がボムギュの魅力の1つだと思う。ヒュニンイと同じ位、浮世離れしたビジュアルなのに、すごく生身の人間らしさとか温かさが伝わってくるんだよなボムギュって。そのアンバランスみが奥深くて味わい深くて、なかなかこんなアイドルいないよなって思わせてくれる存在。かわいくて、でもどこか古風なオスみもある、不思議な人。ボムギュに関しては、やはり一度は近くで肉眼で見たいと思わせられる。彼の表現の素晴らしさはあの表情管理に宿ってると思っているので。


規格外の優しい魔力の持ち主・ヒュニンカイ

ヒュニンはどう考えてもグループに絶対なくてはならないキーマンだな、と昨日であらためて確信しました。彼、本当に底知れない。たぶん、表現者としてはまださらけ出せていない部分とかどこか頑なというか(でもそこがまた良かったりもする)未開な部分が沢山あるように思うけど、人としての温かみとか確かさ、安定感のようなものがハンパない。歌声も本当に綺麗でいい声だし、何よりビジュアルのインパクトが素晴らしい。いわゆる、韓国のナムジャドルっぽいというイメージの枠に収まらない存在感(ビジュアルや骨格、キャラクター含め)がすごく魅力的。943(「9と4分の3番線で君を待つ」)終わりのソロでのダンスパフォーマンスは、ディズニーランドのアトラクションを体感してるような気分になる。THE・ヒュニンワールド。で、やっぱり「Blue Spring」のあの歌いだし、天才的に良いですよね。。彼の歌声には、ふっ…と異次元に誘ってくれるような優しい魔力が宿ってると思う。そして私、タイトル曲以外だと「Dear Sputnik」が1番好きです。ヒュニンって、控えめだけど堂々としてるというか、卑屈さを感じさせないし、言いたいことや思いは出し惜しみせずさらっと言ってくれるイメージ。息をするようにペンサをしている姿が遠くから見ててもすごく印象的だった。こういう言葉で表現してしまうと、それで縛り付けてしまうようで心苦しいんだけど、トゥバの良心だと思う。


絶妙すぎるリアコ男子、スビン先輩

まあ、昨日の彼の真骨頂といえばやはりこれかと。いや~~~スビニはやばいですね。彼は非常にやばい。グループに1人はいると言われるリアコ枠。一般的にはどうもヨンジュンさんのようだけど、私は圧倒的にスビンくんではなかろうかと。それぐらい、絶妙な存在感でした。たぶん、近くで見てペンサされたら完落ちしてしまう率ダントツなんじゃないですかね。あの距離で見てもそう感じさせられるって相当だと思う。いやもう全てにおいて<絶妙>なんだもん。正直でありのままに見えるけど、恐らく全く無意識ということは絶対にない。やはりベースにオタク魂が宿っているというのは大きいんだろうなあ。いろんな意味で、素直な人だなあとも。スビンくんは、もっと歌える人なんじゃないのかなと昨日も思いました。たぶん、J-POPっぽい曲というか楽曲に起承転結があるメリハリのある曲の方が相性が良い気がするなあなんて思ったり。アップテンポというよりこう、歌い上げる系の曲でのスビンくんの歌をもっと聴いてみたいなあと個人的には思ってます。でですね、、絶妙だとかヤバいとか書いておきながらも私、残念ながらスビンくんの魅力にまだほとんど気づけていない気がするんですよね。だから、ぜひ聞かせてほしいです。スビンペンさんの、スビンくんへの熱い想いを。スビンくんの魅力を。


愛おしさのかたまり♡テヒョン

はい。推しです。私の大大大好きな推し、カンテヒョン。めっっちゃ長々と語りますスイマセン。
まず登場と同時に、肉眼で捉えることはできない、遠くの距離から目に映った推しを見てまず思ったこと。
「こんな華奢な身体でパフォーマンスしてるんだ・・・」
ボムギュとカンテは、近くで見たら恐らく身長もそれなりに高いんだと思うけど、骨格が華奢だからか遠くからだとかなり小柄に見えるんですよね。加えて大阪イルコン初日の終わりに上がった、公式ツイの画像に写るカンテを見た時、かなり痩せたように見えたんだけど、昨日SRR(「Sugar Rush Ride」)で肩出しした姿を見て確信して。(その後ボムギュのウィバラに少し姿を見せてくれた時、3kg痩せたって言ってましたね。。)増量はおろかキープすることも難しい体質だってよく本人が言っているけど、そんな状態でも3時間、全然バテてる風もなくパフォーマンスし続けててすごいなと。頑張って管理してるんだろうな…と思うと、心がキュっとなるのはやはり推しマジックなんですかね。

話がずれるんですが、MAMAのスカパー再放送で見たヨンジュンがきっかけでTXT沼に足を踏み入れてしばらくオルペンだった私が
「ああ・・・私カンテヒョンが好きだ。カンテペンだ。」
ってはっきり自覚したのが、2023年2月2日、SUGAR RUSH RIDE 1ST WINとなったMCOUNTDOWNで。

その前に「Sugar Rush Ride」(SRR)のMVを初めて見た時は、単純に魅かれるとか好きっていうのとは、正直ちょっと違ったんですよね。なのに、彼ならではの身体の動きとかあの声が目と耳から離れなくて、なんでだろう?って不思議だった。でもこの日のアンコールステージでのテヒョンの表情とか佇まい、歌を聴いて、彼がこの人生を選んで生きてることの重みみたいなものを勝手に感じたんです。なんか。努力の軌跡だったり切実さのようなものを彼の歌や佇まいから感じて、
「あ、これはもう目が離せないやつだ」
って思ってしまった。

あれが、えーと、、いつのことだ?え、約3か月前??いやまだそれしか経ってないのに、3か月で良くもそうでなくともいろんなことありすぎだろう!!おい!カンテヒョンおま…って気持ちもありつつw あの日感じた通り、やっぱり目が離せない推しだなあと。推し故に、ニュートラルに捉えようと心がけてもどうしたって自分で思う何倍も色濃いフィルターをかけて見ているんであろう現実に加えて、双眼鏡というフィルターも倍加されて見続けたテヒョンは、ただひたすらにかっこよかったと同時に強さも弱さもおんなじ位リアルに感じさせられる、等身大の人間味がありました。なんか私、コンテンツを通して見る彼の姿から勝手にもっと威圧感があって、悪く言えば不遜で、強さを発してるイメージがあったんですよね。でも、ちゃんと等身大の男の子感があって、なんというか、、こちらが想像してる以上に闘ってる人なんだろうなと。そして、これまた私の想像していた以上に<アイドル>だった。ボムギュのキラキラ感とはまた違うタイプの。どんなに強がっても背伸びしても隠し切れないかわいさがある人だなと。スビンくんがいつかのウィバラで言った
「最近テヒョニがとてもかわいいです」
の言葉が脳内をリフレインしたし、わかるよスビニ・・・と脳内で固い握手を交わしましたw

テヒョンのための曲とすら思ってしまうノルル(「No Rules」)での躍動感のある動きは見てるだけで楽しい気持ちになるし、石(「Tinnitus」)や「Ice Cream」みたいな、種類は違うけれど少し気だるさやゆるさを感じさせるダンスはテヒョンの癖が映える。CYSM(「Can't You See Me」)やWLTS(「We Lost The Summer」)での訴えかけるような歌声や、ゼロバイ(「0X1=LOVESONG」)での切実な心の叫びには胸をえぐられるようなぽっかりした気持ちになりながらも魅きこまれてしまうし、アンロマ(「Anti-Romantic」)や「Blue Spring」での儚さと刹那さのある歌声にも聴き入ってしまう。どの楽曲も全部テヒョンの存在をしっかり感じられて(他の4人もそれはそうなんだけど)なんというかやっぱり、彼のどうしようもなく切実な歌声が大好きだし、表現の随所に努力の痕が刻まれているように思えて、これまた推しマジックで何度も涙が零れそうになりました。

私は個人的に、テヒョンは5人の中で1番、選ばなかった人生への憧れや後ろ髪ひかれる思いを捨てきれていない人だと思っているんです。そんなの全員それなりにあるとは思うけど、例えばヨンジュンとかは選んだ道以外をきっぱりと捨て去って邁進できるような、ある種の強さとか潔さを1番感じるんですよね。ヒュニンも結構そんなイメージ。ボムギュはナイーブだけど覚悟は人一倍強そうだし。スビンくんは、選ばなかった人生を思ってどうこうというよりどんな場面においても個人的な納得感を持てないと人一倍悩みや迷いが深くなるイメージ。で、テヒョンは、不確かなことを不確かなまま受け入れるってことが性に合わなそうに見えるというか信念に反する感があるんじゃないかと。でも芸能人として生きるのって、こちらが想像してる以上に不確実性にまみれた人生だと思うのです。自分の手で人生をコントロールすることが難しい局面が多々あって理不尽に思うこともきっと山ほどある。そういうことを「仕方ない」って受け流せたり、気にせずに自分の選んだ道で成し遂げたいことに邁進できる人は強いけれど、テヒョンは恐らくそうではない気がするんです。めっちゃ憤ったり傷ついたりするけど、でも努力で覆して見せる、この道で正解なんだと自分にも他人にも見せつけたいというような、そんな反骨心を勝手にすごく感じるんですよね。彼が頻繁にウィバスにきてMOAとコミュニケーションをとることや<MOAの人生を守るような気持ちで>なんて、「ちょ、そんなこと言っちゃって大丈夫?」と心配になる位に壮大な発言をすること、評価や良い成績や頂点を目指すことへのこだわりの強さは全部、本心からのことだと思うけれど、同時にそうやって1つ1つ行動や発言をすることで、自分自身の選んだ道を正解にしようって言い聞かせてより強く覚悟を持とうとしているのかなあなんて盛大な妄想を脳内で繰り広げています。それは見方によってはセルフィッシュかもしれないけど、一方でものすごく責任感と愛情が強いからこそなんじゃないかなとも思うんです。自分自身の選んだ道を正解にするということは、関わっている人達の人生も正解にすることなんだって、多分思っているんじゃないかな。私は、横アリでのテヒョンを見て、自分のその思い込みという名の感覚をより確かなものにすることができたし、彼の努力や切実さが報われる未来であってほしいと心から思ったし、微力ながら見守っていきたいな・・・と、そう強く感じました。

「僕は本当に、ここにいる皆さん全員と目を合わせたつもりです。だから皆さん、テヒョニと目が合ったって言っていいですよ。」
って言ってたけど、この人、ほんとガチでめちゃくちゃ見ようとしてるんだなって思う瞬間が何度もあった。無論、1人1人と目を合わせるなんて到底不可能なんだけど、双眼鏡越しにあのタピオカパール(目)から発せられる強力なビームのようなものを自分がいる周辺一帯に何度か感じて、その度に、おぅわっ!てw 震えました。ちょっと怖かったw 正直ね、全員と目を合わせようなんてする行為、めちゃくちゃ非効率じゃないですか?愛情表現の仕方なんて他にいくらでもあると思うのに、サランヘとか永遠ですとかって台本にある言葉(ゴメンだけど私本当にそういった類の言葉が全く響かない…)で済ませるだけじゃなくて、「全員と目を合わせる」っていう骨の折れる表現を愚直に実践する推し・・・愛おしさのかたまりでしかないなと。はい。こんな長々と書いてきましたが結論、
「カンテヒョンは愛おしさのかたまり」
という感想に落ち着きました。


さいごに。TXTへの想いとか。

私がK-POPという果てしなき沼に足を突っ込んだのは、2019年の10月とかなりの新参者でして、そのきっかけになったグループ含め、他グルに何人か推しがいるんですが、他グルの推しのソロコンや、ペンミには何度か参加してるけど実は、単コンにオフラインで参戦したのは気づけばTOMORROW X TOGETHERが初めてだったんです。1番最近ファンになったというのに!だからこれから私のケーポライブの「初めて」と「基準」はトゥバのライブになるんだなあと思うと、なんだか感慨深い・・・。アイドルと呼ばれる人たちのライブに行くといつも思うけど、
こんなキラキラの強いスポットライトや歓声を一身に浴びながら輝いて生きる人生ってどんな人生なんだろう?
何時間も激しく歌い踊り、体力や気力と闘いながらのステージでファンの存在や声援がどんな風に彼らに届き、響き、力になっているんだろう?
っていつも思うんですよね。遠目から感じたTXTの5人は、王子様のようだったり、等身大の20代の男の子みたいだったり、色んな色を放っていたけど、良い意味で想像以上にありのままで、素朴さもあって、「ビルボード1位」とか「オリコン週間アルバムチャート7作連続首位」とかすごい記録を叩き出しているグループなのに、どこか初々しさ粗削りな部分もある、そのアンバランスで危うい感じもまたすごく魅力的だった。間違いなく、選ばれた特別な人たちではあるんだけど、等身大であることや距離の近さを感じさせること、完ぺきではない姿が垣間見えることが、第4世代の<リアル>なのかな。私は40代も半ばに差し掛かる年齢なので、どうしてもおばさん視点での物言いになってしまうけれど、今しか見られない輝きやエネルギーを見せてもらえたような、そんなライブだったな。とっても貴重で尊い煌めきに触れさせてもらえた感覚で満たされました。

ケーポ界隈だと私の情熱の度合いはファンというよりもオーディエンスレベルなんですよね。CDを何枚も積むわけでも、無理したり何かを多少犠牲にしてスミンや投票を頑張っているとはとても言えない。それでも、トゥバのファンになって初めてSRRカムバ期はケーポペンっぽい応援をしたように思います。Twitterの応援アカさんのマメな発信や、主に先輩グルとの兼任MOAさんの発信に助けられながら、世界中のMOAと団結しながら応援できたのは本当に楽しかった。7月5日には、日本で2枚目のフルアルバムが発売決定!ということで、私的初のイル活も経験できることが今からめちゃくちゃ楽しみです。そしてそれを引っ提げての<もっと大きな会場>でのライブも超絶楽しみ!また行けたらいいな。。

ワルツイルコンもあと2公演。5月のLAワルツまで、5人はもちろん、儀典チームの方々や関係スタッフの皆さま全員が、健康に完走できますように。



©TOMORROW X TOGETHER JAPAN OFFICIAL TWITTER

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