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金融業界の不都合な真実(5)

Section6「敵」を知ることで、戦略と戦術を立てる

さて、ここまで金融業界の裏側をお伝えしてきました。

ここからは…それに対してどう戦略と戦術を立てるのかが重要でそれについてお伝えします。

これまでわかってきたことは、業界は個人投資家の情報を把握していて、かつそのデータをAIなどを使って分析や解析をしています。

個人投資家の過去の取引経歴から、どんな時にどんな動きをするのかもデータとして握っているはずです。

そこにきて、金融業界は誘導する情報を流していきます。

ここで判っていることは、業界はある一定の大きな群衆というかパイを標的にしています。それは普通の人が普通の投資をする群衆のことです。

つまり大衆といわれるグループです。

闇のサラリーマン

だから…大きなパイ…つまり8割の人が行う投資スタイルは狙われている訳です。

一方、2割の勝ち組は…普通の人とは違う投資スタイル選択していると想定できますよね。

それに対して業界側は効率からいって目もくれないでしょう。


だから…普通の人がしない2割を選択すると勝ち組に繋がるということなんです。


このことについて、現代の3大投資家の一人、ジム・ロジャーズ氏の名言をお伝えしましょう。

ジム・ロジャーズ

「疑問を持とう。成功したいのであれば、最終判断をおこなうときには自分以外の誰の言うことも聞いてはならないのだ」とジム・ロジャーズ氏は言っています。

また、ロジャーズ氏は

「世間一般に流布されている見識や通念が、実は間違っていたというケースを、これまでに何度も見てきた」と言っています。


氏は、自身が成功できた要因として、「みんなが群がっている投資先には投資せず、逆に、見向きもされないようなものに投資をしてきたからだ」とも述べています。

でもこれが勝つ投資の王道なのです。
本筋なんです。

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なぜかというと勝者は、常に少数派だからです。
“大衆”という言葉で表現されるように、実際は、多くの人が世論によって動かされている現実があります。

今回のコロナ騒動や、オリンピックの開催延期に関する報道などを見ていても、日本人は国民性として、特にその傾向が強い。

大衆と同じことはやっても、勝ち組はなれないと、ジム・ロジャーズ氏は言っているわけですから…

多くの日本人は負け組へ参加していることになります。

でも!!逆に言うと、株式投資で大衆のやらない2割を選択さえすれば、勝ち組になれる可能性が大きくなるということ。

分かれ道

あなたならどちらを選択したほうが合理的だと思いますか?

次号へつづく


戦略も戦術も、現代相場の原理原則を知らないと意味がない
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投資の憲法


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