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試薬管理システム@FMSlab配布活動終了と18.2の供給について ※2024/3/24追記あり

配布活動終了

前回のエントリーでもお知らせしましたが、14年間続けた無償配布活動を終了いたします。
2023年1月に試薬管理システム@FMSlabの総ダウンロード数が8,000本を突破し、一つの区切りを迎えることができました。(全国には約8,000強の病院があると言われています。)
もちろん、ダウンロード数がそのまま導入施設数ではありませんがたくさんの現場で、業務改善の選択肢の一つとして検討されたことは、自分の選択が間違いではなかったのだと思うことができます。

2000年代前半にISO15189が日本に導入され、試薬管理に関する部分の対応として2009年から個人的に配布活動を開始し、2017年には医療法改正により需要は増しましたが、その勢いも落ち着きを見せ始めました。
当初このようなソフトは皆無でしたが、最近は各メーカー様も改正医療法の対応として開発と販売を始めたこともその要因だと思われます。
そのように市場からの供給の方が社会的に健全で理にかなっていると思われますので、ここで私の役目も終わったと考えるに至り、この無償配布活動もいったん終了しようと思います。

18.2へのバージョンアップと供給

18.1を最後にバージョンアップはしない予定でしたが、先述の通り無償配布活動を終了するにあたり、多くのお問い合わせやユーザー登録というかたちでご連絡をくださいました。
昨年はインターネットを通じてみなさま貴重なご意見をくださったり、得難く有難いご縁も得ることができました。
そのお礼として昨年みなさまからいただいたご意見やこれまでの課題を参考に、新たに18.2にバージョンアップいたしました。

この度、当方の試薬管理システム18.2をご希望の方に、ランタイム版のみですが期間限定で提供したいと思います。
なお、18.2ランタイム版の配布はユーザー登録制とさせていただきます。(ご使用施設の名称、所在地、使用責任者、連絡先などの情報を登録させていただきます。)
これまでご連絡をくださった方々に、個別にご案内メールを差し上げますので、よろしければご検討ください。

もしもバグ等発見された場合は、ご連絡いただけると幸いです。

今後はまた違ったステージで、よりいっそう現場の負担軽減を目指したいと考えおります。ありがとうございました。

2024/03/24追記

本日、試薬管理システム18.1および12.7.1に関してvectorサイトへダウンロード中止の申請を行いました。
15年間お世話になり、ありがとうございました。
18.2に関しての配布もこれまでの配布様式は中止します。変更があればまたおらせいたします。