「エヴァ」が終わる

エヴァについての設定面の詳しさはないので書くかどうか迷ったのですが、やはりこれは「この瞬間の私」が感じた事、ということで備忘録兼ねて残そうと思います。


およそ来るとは思えなかったエヴァの終わり。ついに来るんだな、と実感したのは2019年07月06日に行われる『0706作戦』でのアバン上映発表があった日だ。

私がエヴァに初めて触れたのは、当時既に高校生だった私がアニメ好きの親友に連れられて見た『:Q』だった。

いきなりそこ!?と思われるかもしれない。ホントに知識のない私はその映像に圧倒されたが、頭からおしりまで意味が分からなかった。ただ面白かった。この魅惑的なフィルムに私は夢中になった。

その後まず手っ取り早く手に入った漫画版を読み(なぜそっちが先なんだ)、『:序』『:破』を見、TVシリーズを何とか高画質で見れないか思案していたところでBlu-ray BOX発売記念のイッキ見上映(at TOHOシネマズ新宿)まで足を運んだものだ。

やはり意味が分かる反面謎も深まり、良い時代なことに考察情報がネットの海に漂っていたので片っ端漁りながら熱狂した。
そんな中、シン・ゴジラを経てついにシン・エヴァンゲリオン劇場版:||の公開時期も発表され、0706作戦に歓喜しつつ、コロナ禍で2度の延期もありまさに激動の8年間4ヶ月だったように思う。

本編についてはまた今度。
でも少し触れると、この8年の私の全てが浄化されるように全てを回収し綺麗に、立つ鳥跡を濁さず、実に爽やかな終わりを迎えた。

放送開始から25年5ヶ月、この重み、言葉で表し難い。私はその1/3しか体験していないが、それでもエヴァが終わるという意味の一片を感じ取れたように思う。

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