澁谷浩次関西二日間

一昨日の3/16は拾得へ澁谷浩次、ふちがみとふなと。昨日の17日は音凪での澁谷さんのサイレント映画会。

久しぶりのふちふな、知らない曲もあった。澁谷さんとの共作曲なんてあったんだな。何年も実演されなかったらしく、でもどちらもすごくいい曲なのでそのまま埋もれてしまうとしたらもったいない。

澁谷さんの曲は、いつも思うがワイアットに歌ってほしい。澁谷さんの歌に満足していないということではなく、あの素晴らしい数々の曲から別の表情をワイアットが見出してくれたら、と聴くたびに思う。

次の日4時半起きだったので終演後すぐ帰宅。とは言えやはり寝不足。その状態でのサイレント映画は途中で寝てしまうのではないかと心配してた翌日の音凪でのサイレント映画会。

澁谷さんの丁寧な解説とともに鑑賞。もちろん全編は無理なので印象的な部分を抜き出して澁谷さんが解説するというスタイル。
ほんの十数年という短い期間での映画の進歩に驚いた。まるで額縁のような画面からクローズアップ等のような技法があっという間に確立されて、しかも現在もその技術が変わらず通用していることにびっくりした。

國民の創生という悪名高い差別映画監督のグリフィスの映画も数本。リリアン・ギッシュの可憐さは自伝本を読んでみようという気にさせた。

他にも全く名前を知らなかったコメディアンの映画や女優の映画もたくさんあって心配してた寝落ちもなく楽しめた。

1906年のサンフランシスコ地震の4日前に撮られたというドキュメンタリー、電車の前にカメラをつけてひたすらまっすぐ進みながら街の情景を映し出していた映像が一番面白かった。
劇映画よりもあれが一番ドラマチックだとさえ思えた。映像、というより映画の力かな。

しかし寝不足には勝てず終演後すぐ帰宅するも寝ないように頑張ったせいか、今度は気が高ぶってなかなか寝られないという羽目になった。

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