2023年、鮮やかに変化させた。
明けましておめでとうございます。
年を跨いだ夜、私は東京湾の上にいます。
明朝に伊豆大島へ到着。初日の出を見てから三原山に登る予定です。船に揺られながら、2023年の振り返りをしていこうと思います。
鮮やかに変化させた1年
2023年、本当にたくさんの変化や節目がありました。
毎月と、上半期と年末に振り返りをしていますが、ここ数年の中でも今年は突出して変化が多かったとはっきり自覚があります。
だけど、この変化は決して今年起きた・起こしただけのものではなく、これまでの積み重ねの結果が出たに過ぎないのだと思います。
昨年の1年振り返りnoteを読み返したら、さっき書いた変化はほとんど自分の中で予定されていました。それを実行しただけ。本当の変化は、もっと前からあったんです。
▼昨年末の振り返りnote
"これまで"に守られて
先々週、オア明奈さんの「4年間ハイライトWS」に参加して2020年からの4年間を写真で振り返りました。
コロナ禍とともに、在宅ワークやキャリアスクールなど新たな世界への扉を開いた2020年。
新しい世界での出会いに瑞々しい刺激を受けて、軽やかにチャレンジを重ねた2021年。
色々やってみたけど、結局自分はどうしたいんだっけ?と自問自答し、企画で生きると決めた2022年。
そして、それまでの仕事も家も手放し、新しく選ぶことをした2023年。
こうして4年単位で振り返った時、綺麗にひとつの章が完結するような感覚がありました。過去の選択はそのすべてが今と未来に繋がっているけれど、その中にも章のような区切りがあって、区切りの前には様々な積み重ねがある。起承転結は、転だけでは成り立たない。
そう思うと、これまでのご縁と、そして何より頑張ってきた自分に、心から感謝を伝えたくなりました。
また、今年は昔の職場から副業のお仕事をいただいたり、最初に働いた会社の仲間と再会したり、過去の仕事の経験が今後の指針になったり。
過去に紡いだご縁が復活したり、過去の自分に助けられることがたくさんあり、「"これまで"に守られてここまで来れた」ということがとても印象的な1年でした。
2024年は、ただ山を登る。
2024年、どんな年にしていきたいか。
「ただ、山を登る」というテーマを据えました。
昨年はある程度1年のビジョンが見えていましたが、今年は仕事が決まっていないので、どんなことが起こるのか全く予想がつきません。
仕事は人生の一部でしかないけれど、やっぱり大きな時間を占めるのも事実。
決めていることは「今までの自分とは違うことをする」こと。転職で業種を変えること、もし近い業種でご縁があった場合でも、領域は確実にずらすと決めています。
これは、高校時代の恩師に言われた言葉がきっかけ。
「もし適当に大学受験したりせず、中退もしなかったらどんな風になってたのかなあ」と呟いた私に、「そうなったとしても、芙実は今の芙実になってたよ」と言われたんです。
その時、本当に目から鱗が落ちる心地で、パラレルワールドの自分の人生が走馬灯のように頭の中を駆け巡りました。
どんな選択をしても、私は私になっていく。その気づきにはとてつもない安心感があり、同時に落胆もありました。
どうしたって私になってしまう。
でも、それじゃつまらない。
私は、見たことない私に出会いたい。久しぶりに会った人に「前と全然違うね!」なんて言われたい。もっと冒険して、いろんな世界を見て、感じたい。
どうせ自分になってしまうのなら、方向は気にせず思い切りジャンプしてみよう!
前職である程度やりきった感があったことと、2022年の試行錯誤を経て「企画で生きていく」と決めていたことも、この考えを後押ししました。
私は、仕事が変わっても企画はし続けます。仕事以外でも企画するだろうし、きっとどんな仕事でも企画してしまう。企画は呼吸とおんなじなので、そこはブレません。
でも、何を企画するかは変える。あるいは、なぜ企画するのか、誰と企画するのか、どう企画するのかを変える。そんな決意をもって、今転職活動を進めています。
新しいことをするということは、1から学ぶこともたくさんあるはず。例え内容的にこれまでの仕事や企画と通ずるところがあったとしても、学校の新入生のような気持ちで、初心にかえり、1つずつしっかりと取り組んでいきたい。
そんな気持ちで「ただ、山を登る」というテーマにしました。
仕事以外でも、自炊やランニングなど、日々の生活で気を抜くとおざなりになってしまう部分にコツコツと取り組む気持ちを大事にしたいと思っています。
2023年と違って、地味な一年になるかもしれません。でも、そんな時間も自分の人生にとても大切だということを知っています。
そして何より、山登りのようにコツコツ進めることは結構好きなんです。ランニング然り、とにかく両足を交互に、着実に動かせばいつかはゴールに辿り着く。もちろん、そのための自分の実力把握と準備も忘れずに。
2024年だけで山頂に行けるかは分からないけれど、今は1年を終える時、積み上げた歩みを自分がどう思うのか、振り返る景色が楽しみでなりません。
山登りもランニングも、私は基本的に一人で行くことが多いので割と孤独なイメージがあります。でも、寂しさはなくて。
2023年、過去のつながりを改めて手繰り寄せるような瞬間がたくさんあって、もちろん今のつながりもあたたかくて。
山を登って見た景色、出会えたものを、そうやってつながってくれた皆さんへ報告できたらいいなと思うばかりです。
2023年も本当にありがとうございました。
2024年も、どうぞよろしくお願いします。
2024.01.01
芙実
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?