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9年ぶりに1500mPB出して5分が切れた!

タイトル通り、やっと1500m5分が切れました。
いやー本当にここまで長かった、長すぎでしょ
PBを出したのは高3の5月の大阪府IH。股関節を致命的に痛めて当日に包帯ぐるぐる巻きで出場したのをいまだに覚えてる(当時はこれが引退試合でこの後1ヶ月まともに歩けない生活をしていた)

怪我に苦しんだ高校時代。股関節に包帯ぐるぐる巻き、ロキソニン飲んで強行出場した引退試合の時の写真
たまたま5分切った試合の当日に実家の掃除をしてた時に見つけた笑


現在今年で27歳、26歳11ヶ月手前。あれからほぼ9年…アラサーのおばさんになってしまいまして(苦笑)監督もいて指導を受けてたピチピチ高校生の記録なんて年齢的にも環境的にもいけんのか?て感じでしたよ

この9年間、高校の時にPBを出してから10回、5分切りを意識し始めた高2の夏からだと17回笑
しかも練習の一環とかじゃなくてちゃんと調整とかは少なからずどれもしてて
こんなに跳ね返され続けることある?て感じでした。
マラソンサブエガしてるのになんで切れないの!?ていろんな人に言われたけど
いや、私も知りたいです
しか言えないぐらい1500mは私にとっては鬼門の種目であった
サブエガしたシーズンのSBは5:09.18😇5分一桁すらギリギリ(残りの4回は5分10秒以上余裕でかかってる)
どれだけ1500苦手やねん、て話ですよ

前置きが長くなりすぎましたが高校の時とここ最近で何が変わったか、9年ぶりにやれた要因は何かをダラダラと振り返りたいと思います。

高校生の自分にはあって最近までの自分にはなかったもの

1. 若さ


いや、最近までじゃなくて今もないやんけ、ていうね
アラサーなんてまだまだ若い!という異論は多少は受け付けますが、それでも
高校生の時よりはさすがに年齢ありますよ?
しかもマラソンならむしろこれからがキャリアピークですけど、THE中距離の1500mは割と潮時といわれてるような…
記録の更新はともかく、今よりもがむしゃらに練習してた高校時代の自分を抜かすのはかなり難しい

2. 練習時間の確保の保証

高校の時は私は当時は超難関大学を目指すために塾に通い、SSHという学校のプログラムにも割と積極的に参加してたが、それでも部活はほぼほぼ行っていた。つまり
練習時間は部活で嫌でも確保される
もし午後の部活に万が一行けなくてもそういう日は半強制的に朝練をしてたので、結果的に練習時間は確保できていた。
しかし大学で陸上部に入らなくなり、ましてや社会人になってからも皆さんお仕事やご家庭があるので当然強制参加なんてない(できない)
その中でも練習時間を確保しようと思うと結構大変

特に私は仕事終わりは体力が仕事で吸い取られてるので基本練習はあまりしたくないし仕事の付き合いには余程のことがない限り大切にしたいタイプなので、ハードルが果てしなく高くなる。
なので私は基本は朝出勤前にやることで練習時間の確保はしているものの、
誰にも強制されないし、体調によってやったりやらなかったりなので、本当に自分次第である。これは納得してくださる方も多いはず

3.スピード

高校の時に陸上を始めるまでは長距離が苦手で、jogとが苦痛でしかなかった。
中学までは割と短距離の方が好きだったこと、高校時代も短距離に混じって練習することもあったので、嫌でもスピードをつけるセッションをやっていた。ドリルもハードルドリルやったりサーキットやったり、今ではなかなかやらないことも部活では当たり前のようにやっていた。だからつい最近の自分よりは高校時代はスピードがあった。スタミナは…やけど。
しかし高校で陸上をやめてからはマラソンをしたくて、それで体育会に入るのをやめてトラックから逃げ続けたので当然そのツケでスピードも落ちていた。
3年ぐらい前までは調子が悪ければ200m40秒切るのも割ときつかった。そりゃ5分は切れないわ()あと、高校時代よりある程度年齢がいってるぶんスピードを戻すのは高校時代より難易度がかなり高くなったので、そこも苦労した要因だろうと思う。

ここ1年はXでは有名な有馬さんのポストから解糖系やATP-CP系の重要性をひしひしと感じ、苦手すぎて逃げ続けたけど意を決して必死に取り組んだ。
その成果もあって、やっと最近スピードがついてきて、5分を切った時も400m75-80秒にビビることは無くなった。
有馬さんのポストがなかったら間違いなくこれらから逃げ続けてたので、本当に感謝しております。

高校生の自分にはできてなくて今の自分にはできたこと

1. 故障をせず練習を継続

高校時代はまぁとにかく故障が多くて
3ヶ月に1回はどこかを痛めていた気がする。
そして高2の途中からは拒食症とそれに伴いいろんな体調不良にも悩まされ…負のスパイラル
本当に今思っても勿体無かった。
ちなみに拒食症だった話は別のnoteに記載

その反省を活かして、拒食症による後遺症で疲労骨折の頻発と骨粗鬆症手前で骨がスカスカになったのを機に食事制限をやめてもりもり食べるようになったこと、
また、チームの取り組みで動き作りのコーチをするようになってからいかに怪我し辛い走り方をするかを考えるようになり、それも故障しなくなった原因のような気がする。

7,8月は怪我してしまったけど割とすぐ治った。ちなみに今年は本命のフルもサブエガできた。
年間でこれだけ練習できるようになったことは今までない。

2. 食事制限せずにもりもり食べる

1.でも書いたが、食事制限をやめた。元々大食いで胃腸が強い。そのおかげもあり食べれる量が多いので、リカバリーが比較的早くなる。
この特性を潰してた大学時代までは本当にもったいなかった。

今では揚げ物も食べる時は食べます。普段は食べないけど

3. 練習はオールアウトせず腹八分目という心持ち

高校時代から大学院ぐらいまではひたすらオールアウトする練習をしていた。だから回復も間に合わないし怪我するし、あまり継続できてなかった。
でも今は腹八分目に抑えることで、疲労の波も以前よりはマシになり、オーバーワークになることが減ったので、結果的に練習をきちんと消化できた。

詳しくは私の日誌はInstagramにて毎日投稿中
鍵アカですが深い意味はありません。興味ある方はこちらへどうぞ

4.基礎構築期間を作るようになった

社会人1年目まではとにかくレースに出たりしてたけど、今はそうではなく、ちゃんと10-12週間の基礎構築期間を設け、その間は
800mからマラソン全部走れるように
のコンセプトで試合には練習の一環でしか出ずに、ただただ土台を作りまくる期間を設けた。

そのおかげで試合期での出せるパフォーマンスが高くなったように思う。
やっぱり土台がないと厳しい、特に私は才能がないので
これもXのフォロワーさんの皆様で結果を出されてる方々を参考にさせて頂いた。

まとめ

●練習はATP-CP系からjog強度までバランスよく腹八分目の継続(解糖系からも逃げない、有酸素からも逃げない)

●故障しない、体調を崩さないように→リカバリーの重要性、動き作りなども適宜入れる

これらに尽きるかな、と思う。
本命レースは京都府選手権
ここからしっかり上げていきたい!!

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