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自分を大切にするセルフケア。

『自分を大切にするということ』は、自分を好きになるということだと思うのです。と同時に、周りの人にも優しく出来るようになり、人間が好きになる。そんな人たちで溢れたら、その時にやっと世界は変わる事が出来るのかな?と思う。


私は元々、自分の事が嫌いだった。友達や恋人、家族の事は好きになれるのに、一番近くにいるはずの自分の事は見ていられずに直ぐ目を背けてしまう。

そんな私が目指すのは、いつも自分がカッコいいと思う架空の別の人だった。無いものばかりを探す宛の無い旅。

手に入れたいものには全力を尽くす。でも、それは近づけたとしても誰かのコピーでしかなかった。コピーとして認められたいのではなく、一個人として認められたいという"承認欲求"から解放されることはなかった。


そんな20代までを過ごした私は、不安に押し潰されるのが怖くて動き続けた。疲れても止まらない。自転車をこぎ続けた。

このままずっと暗いところに縛られなくてはいけないのか、、、そう思うと生きている事に嫌気がさす時もあった。でも、死ぬ勇気なんかさらさら無い。でも、、死んだらもう考えなくていいと思うと魅力を感じた事がなかったとは言い切れない。でも、死んで誰も悲しんでくれなかったらと思ったら、もっと惨め。誰の記憶にも残らなかったら、、、ほらね。結局、私はどこまでも承認欲求から逃れることは出来ない。


今は自分の事が気に入っている。私が私で良かったと今は心からそう思える。何かを取り入れたい、得たい!とは思うけど、足りない!とは思わなくなった。それに気づけた時、やっと赤が赤色をし、青が青色に見えた。嬉しかった。

世界が閉ざされ、周りの環境が激変し、もうスピードで過ぎ去って行くように見えていた私の周りの世界が、コロナウィルスによってストップした。解決しようのないウイルスという相手。

今まで何をするにも、結局は答えがあった世界。なのに、今は無い。今までの自然破壊や戦争、あらゆる非道な行いを見ていた神様が怒り、我々人類に天罰を下したかのような、まだ完全には復活しない現状ではあるが、




29年間自分を好きに慣れなかった私がどれだけもがいてここにたどり着いたのかを、記録として残しておきたい。そしてこれを読んだ誰かの役にたてばいいなと願います。