再生記(4.29)

昨日は10時過ぎに寝落ちてしまって、深夜3時に起きた。

目が覚めて、「きつつなれにし 唐衣」という言葉が浮かんだ。他の577が思い出せないやつ。もどかしいね。
ステイホームユニフォーム(部屋でもやる気を出す&そのまま外に出られる部屋着)として買ったスキニーが最初は固くて心もシャンとしていたのだけど、今や柔らかくて着心地がいい。ので、余裕で着たまま眠れてしまう。
「きつつなれにし」ってイ音で韻が踏めてる?から気持ちいいのかな。
高校で習った時、この技巧性に惚れ惚れしたなあ。天才では?

技巧的な和歌大好き。在原業平も大好き〜〜〜かっこいいぜ。
高三の頃、恋愛マンガの代わりと息抜きにツマミ読みしてたけど、粋過ぎんだよな業平くん。
光源氏よりも好き。源氏物語ちゃんと読めてないけど、やっぱ主人公が好きなもの読みたいじゃん?
あと歌物語って一話がコンパクトでどこからでも読めるからな。業平くんかっこいいな〜〜〜頭いいな〜〜〜。あ〜〜業平くん憧れるわあ。


今住んでいるところでご飯を作ってくれる人に、今日はあなたの好きなみかんよ、って日向夏を一個もらう夢をみた。お風呂上がりにでも食べなさいって。きっとルール違反なのにおまけでくれるとか、やさし・・・
現実でその人と昨日喋ったからな。今日は夢に友人が出てこなくて寂しい。

数日前から音ゲームにはまっている。
私はゲームをすると熱中し過ぎてしまうから、アプリゲームは一日で満足するまで遊び、アンストすることにしている。だけど、今回は一回めインストールした時、バグばかりで進まなかったのでアンストしていた。
ただ、消した後、やっぱやりたくなって次の日に再インストールしたら調子が良くなってしまい、ドツボにはまった。

アイドルの日向坂46のライブ音源とカードのあるゲームで、ひたすらに可愛い。小学生以来にアイドルにも熱中している。あの時はAKBの渡辺麻友が好きだったな。

ライブ音源は合いの手が入っているのでCD音源よりも好き。
高校3年で松田聖子の動画に魅了された時も、親衛隊の熱烈な掛け声にノリノリになっていた。
音ゲームもボタンをテンポよく押すとシャランと音がなるので、合いの手の感覚がある。
ゲームのデザインもうまくできていて、一枚画像を作るにも凝っている。演出もミニキャラの顔の造形もカードの写真も音声や動画のクオリティも高く充実している。本当に無料でいいのかと思う。広告もないのに。
敬意を払いたいという気持ちから課金したくなる。ただソシャゲは怖いと聞くから課金はしないぞ。しないしない。いくらかかるのかもぜッッッたい調べんぞ。意外と安いじゃん、とか思ったら製作者の思うツボだからなッ。うおお。

フルコンボできた時、脳みそからドバドバ快感物質が溢れる感覚がある。緊張と緩和。長ゼリフを噛まずに言えたような。こういうのがあるから熱中しているんだろな。脳みその仕組みを最近は学びたいので、音ゲームについても脳科学的視点で考えてみたいわ。


夜明け前に起きて、今自転車で外を走ったら気持ちいいだろうし、人いないからマスクつけてなくても申し訳思わなくていいだろうなーと思った。結局ゲームをやってしまったのだが。

いつもより遅めに朝ごはんを食べる。いつも住人ほぼ全員が食べている朝食を今日は3人しか食べなくて怖かった。みんな急にねぼすけになるじゃんなんかあったん。

朝ごはんを食べて、愛しきサイネリアに水やり。アブラムシの駆除。本当は防虫剤を吹きかけてあげればいいのだけど、あいにく一株に対しては高過ぎた。サイネリアがもう一個買えるぐらいの値段(700円くらい)のしかない。100均一で買えたらな、需要あると思うんだけど。

前まで枯れ葉や指で取り除いていたが、爪を短くしたらやりにくくなった。そのため前回から歯間ブラシのピックの部分で虫を取り除いている。アブラムシきめえ、とイヤイヤやってたのに今日は楽しくなってしまった。
細いところに潜んでたりつぼみの中で控えてるアブラムシをほじくり返して潰すの、なんか面白いよ。今日は一段と探してしまったもん。つぼみの中と、花びらの裏と、葉の付け根と茎の間、を探すのがポイント。

例えるなら、他人の耳かきをするような。したことないけど。あれハマる人はハマるらしいね、宝探しのようで。
なかなか他人の耳かきができない人にはアブラムシ取りをお勧めしたい。緑黒茶と種類大きさ豊富にありまっせ。

朝会う時にアリが這っている数が減ったので、だいぶアブラムシが減ってきたんだなーと感心する。知識がなかった頃は、アリは巡回してアブラムシを食べてくれるものだと喜んでいた。まさか共生関係にあるとは。今では憎くてたまらん。会うたびに振り落としている。態度豹変させてごめんな。

しかしながら、アリやアカダニのことを嫌いになるなんて、ある意味イヤな大人みたいに変わってしまった。もう虫は友達じゃないのかもしれない。
指で潰したアカダニの赤い点を面白がってた自分、もう信じられない。
ただ愛しい子(サイネリア)を傷つけ弱らせ嫌がらせする奴らとは戦わねばならない。
守るものができたから・・・(精一杯の低い声)

最初はなんでこんなに草ごときに時間をかけねばならんのだと思っていたし、虫は気持ち悪いと思っていたが、最近は世話の焼けるコイツ(サイネリア)がありがたくてしようがない。外に出れるし、太陽を浴びるし、可愛いし、元気をもらう。世話をしながら新しいことを思いついたりもする。

例えば、テレビにガーデニングが好きな芸能人ってあまり取り上げられないこと。
私はもはやサイネリアちゃんのことを犬猫などのペットのように愛おしく思うのだけど、愛犬家愛猫家は取り上げても愛華家は知らん。絵に動きがないからかな。というかそう、愛プラス花を表す言葉がないんだ。あるのかもしれないけど知名度がない。花を愛する人はなんと自称すればいいんだ。

ちょっと惚気させてください、めちゃくちゃ可愛いよサイネリア、今のつぼみもきっと美しく咲かせてみせるからね。可愛いね〜〜太陽光きらきらに浴びるんだよかわいいね〜〜〜〜

久々に長いnoteをかけた。
しばらく言葉を嫌いになっていて、もう文章を書くことができないのかと思った。おそらく思考と自己嫌悪がセットになってしまったから、苦しかった。
あんなに言葉がイヤになったのは初めてだ。怖かった。言語化することも考えることも別に苦にならない状態に戻れてよかった。安心。



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