偲

自分から君の話題を出して、「元気なの?」って問われて「あの子はげんきだよ」っていう。嘘にならないように過ごしていてね。

クロノスタシスごっこしたいので、夜こんど散歩しよ。缶ビールも飲んでみるから。まだきのこ帝国は聴けないけど。
そちらはあたたかいですか、さむいですか。

まだシャットダウンボタンがあっていいな、と思わなくもない。押したらどうなるのかな。消えたいね、なんて。

君がいるんなら、そっちにいってもさみしくないかなあ。そんなことも、ないか。居心地はいかがですか。食べたいもの、見たいものはないですか。

君のことを考えると、頭が別世界になる。
怒ったりしてごめんね。うまく尊重できないまま、綺麗な面ばかり押しつけていた。見たいものしか見てなくて、なんのための眼鏡なんだろ。

どんな世界をみていますか。
君はどんな言葉で表すのかな。君からもらった言葉を腕いっぱい抱えて、それでも足りないよう。
もう自分はどうなってもいいなという気がするよ。君みたいに優しくなりたかったな。

クチナシはどこへ咲くんだろう。
ひとおもいに、ぱきりと折れたい。