日々録(12.20)

昨日は寝過ぎたので、深夜3時の新聞配達の音を聞いた。最近2日に1回は聞いている、ポストを開ける音とバイクの走り去る音。私にとっての気の早すぎるめんどり。

今日は午前中、昨日出会った、小説サイトの小説になぜかハマって読み耽ってしまった。いわゆる、異世界ものというか、謎解きゲームの世界みたいな話だ。命をかけて、セーブや能力値、アイテムを駆使して、謎を解いていく主人公。なぜか、面白かった。
そもそもは、漫画の広告で出てきたタイトルを調べてしまって、原作の小説にぶつかってしまった。いつも、そういう心惹かれる広告のマンガに出会うと、あらすじと展開をざっと知ることで満足させてたのだけど……原作のストーリーが全部読めちゃうんだもん。
その小説を読みながら寝落ちして、朝ごはんを食べ終わった後も読み続けてしまった。
ココアにトッピングしてるインスタントコーヒーの粉の量が多かったのか、めちゃくちゃお腹が痛くて困った。ふとんのなか、腹痛に耐えながら、小説を読む。滑稽な姿だ。

シャワーを浴びるのも、洗濯をするのも、掃除をするのも、全部後回しにして、読んでしまった。さらに罪深いのは、授業に思いっきり遅刻していたこと。授業が始まる時間の電車に乗った。バカだ。
それこそ、自分がゲーム世界に入ったみたいに、現実のことなどなんだかどうでも良くなって、小説を読んでいた。久しぶりの感覚だったなあ。あと1ページ…あとこの章を読み終えたら…… が止まらない。
しかも、いけないいけないと思いながら、熱中するのを許している自分がいるからたちが悪い。
しばらく文章はアウトプット中心にやってきたし、小説は何ヶ月も読んでいなかったから、欲しているのかもしれない。ちかぢか、文庫本でも借りようかな。エッセイも読みたい。

最初の授業に半分遅刻して、しかもそのあともその小説を読んで、全然聞いてない。

つくることへ生かしてゆきます お花の写真をどうぞ