そんなことある!?
無線イヤフォンが流行って久しい。
最近は、首の後ろの部分だけが繋がっている物や、完全コードレスで綿棒みたいな物が主流だ。
馴染みのないお爺さんお婆さんからすると、本当に綿棒を突っ込んでいるのかと思うらしい。
しかし、有線イヤフォンが完全に無くなったわけではない。
今でも一軍の主力として有線イヤフォンを使っている人もいるだろう。
それか、無線イヤフォンの充電が切れた時の予備として使っている人も多いだろう。
実際、私もそうしている。
そんな有線イヤフォンを巡って、先日、散歩中に「そんなことある!?」という光景に遭遇した。
ラッパーみたいな、ダボっとしたTシャツにダボっとしたズボンという服装で、有線イヤフォンを耳に付けた兄ちゃんが歩いていた。
その兄ちゃんの前から、自転車を押した至って普通の学生君が歩いてきた。
ここまでは、どこにでもある普通の光景。
しかし、次の瞬間、予期せぬ事態が発生した。
兄ちゃんの有線イヤフォンが、すれ違い様に学生君が押す自転車に引っ掛かったのだ。
「そんなことある!?」
自分の腕やカバンに引っ掛かることはよくあるし、よく聞くが、前から来た自転車に引っ掛かるなんて。
まだ、歩いて押していた状態だから良かったものの、もし自転車が走っていたらと思うと恐ろしい。
イヤフォンを引っ掛けるのは、耳だけにしてもらいたいものだ。
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