起業準備③〜コンセプトメイキング〜

これまで、ぶどう農家への道(序章)を書き連ねてきましたが、それと同時並行で進めていたのがコンセプトメイキングです。

経営コンサルティングという仕事をしていた手前、こういう類のことは大得意でありたいのですが、
ことに自分自身の事業となると、結構思考の整理に労力を要しました。

この事業で何を成し遂げたいのか?
農家なのか、福祉事業者なのか?
などなど混迷していました。

1人だと埒が開かないため、
マーケティング・ブランディングを仕事にしている友人にメンターになってもらい、壁打ち?のようなものを始めました。

たぶん2023年の頭くらいからだったと思います。

まずはひたすらに自分の考えてることを言語化しました。

ぶどう農家になりたいのか?
どんなぶどうを作りたいのか?
事業としての理想像は何か?
どんなぶどう作りができれば、どんな就労支援ができれば、理想像に近づけるのか?

答えがない問いを繰り返していました。

これがまた、ビビッとくる答えが全然出てこないんですよね。。。

自分の語彙力というか、頭の硬さに嫌気がさすくらいに。。笑

起業時点での事業の柱が就労支援であることは決まっていたので、まずは就労支援をどんな事業にするのか、ということからでした。

当時のメモには、

・私ってここで働いてる(通ってる)んだ!と胸を張って言えるような場所
・充実した暮らしって何?
・障がい者が自分の強みを発見できるプログラムを作る→医学的知見もいる?
・支援というよりコーチング?
・助けてもらう、支援をしてもらう、そういう場所ではなく、『自分らしく生きる』ということを追い求める場所でありたい

などなど、いろんなことを書き示していました。

こんな内容をひたすらに掘り下げては掘り直してを繰り返したのでした。

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