来て!

来た!


志摩スペイン村です。きっかけはこちらの切り抜き。

この切り抜きが結構バズり、この続編が大バズりしたことで興味が湧き、来年は絶対に行こうと心に決めていました。

が、このバズがきっかけで近鉄が本気を出し、まさかの正式大規模コラボが開始。ホテルは満室、チュロスの売上は25倍、アトラクションに待ち時間が発生するという前代未聞(?)の事態の真っただ中のインパとなりました。

もう面白い鵜方とヤバすぎるホテル

大阪難波から近鉄特急しまかぜの個室で鳥羽へ向かい、鳥羽水族館を訪れたのちの夕方に鵜方へ到着。

以前は少し手前の志摩磯部がアクセス駅となっていたそうですが、志摩市の中心駅である鵜方にアクセス駅が変更された経緯があります。

ピンボケ

着くといきなり周央サンゴがお出迎え。これもはや志摩市のマスコットだろ。


バス乗り場に来ると例のポップ体が。これ切り抜きで見た!のオンパレードです。

この日の最終となる直通バスが到着。やはり普通の三重交通バス。とはいえ高速バスタイプの車なので多少の非日常感はあります。

空港のリムジンバスに近い

出発するとついに流れるきっとパルケエスパーニャ。私のグループ以外にも数組乗車していましたが、そこかしこからクスクスと聞こえてきて笑いました。みんな切り抜き見てて草。

遠い。

なんちゅう場所に作ってんねん。

この日はホテルに宿泊するのでホテル志摩スペイン村で下車。ゲストは基本バスでしか来ないからかホテルのスタッフさんが数名お出迎えしてくれました。いいホテルでやってるやつだ…


エントランスがデカすぎる。広島駅のみどりの窓口と同じくらいの数のチェックインカウンターでチェックイン。ここの対応も大変丁寧。これは20代前半の男3人が来てよいところなのか…と若干の場違い感を覚えながらも客室に入りました。

ホテル志摩スペイン村、本当に皿が多い。さすがにそれなりの年季は入っていますが、それをあまり感じさせないのは日々のメンテナンスの賜物でしょうか。


プールがあるとはいえ滅多に人が通らないであろう場所にもある

夕食はレストラン「ヒラソル」でのディナーを予約しました(夕食と朝食付きのプランです)。大変雰囲気がよいレストランではありますが、他の客も年齢層が全体的に若く、雰囲気と客層のギャップが不思議な感じです。本格的なディナーの経験はとても浅いので少し緊張しました。

いわゆる「コブのついたパン」
うまいやつ(魚)
うまいやつ(肉)
パエリャ、でかい

次々と料理が出てくるのですが、スタッフの話を聞いてもなんのこっちゃわからん。でも出てくる料理が揃いも揃って美味すぎる。三重県は全国旅行支援に独自の上乗せがあってクーポンがなんと4,000円分あったので、ここで思い切ってグラスのワインを追加で注文しました。

お酒は強くないのでワインはめったに飲まないのですが、これが口当たりやわらかでとても飲みやすい。オトナって感じです。ワインってめちゃくちゃ度数高いですよね。グラス一杯で酔いました。

併設している「ひまわりの湯」は朝に行くのがおすすめです。露天風呂からは志摩の独特な海と陸の風景が広がります。これがまたすごい。温泉も大変心地よかったです。

温泉はここよりもさらに眺めが良い

翌朝。朝食は「エスパーニャ」でのバイキングでした。宿泊客の多くは20代前後のグループ。部屋着なのもあり、雰囲気が完全に修学旅行の朝食でした。

MURAはいたるところにある。Villageと表記されているところもあったりしていて、担当者が違ったのかなと想像した

本当に人がいるオープン前。入ったらまずは予約を取れ

さあ、いよいよ本丸パルケエスパーニャに入園です。

この日のタイムスケジュールはこんな感じ。

めちゃくちゃ人がいるように見える

入園直後真っ先に向かったのはカルメンホール。フラメンコショーの予約をまず取りました。一番ではありませんでしたが、最前席を確保。インパ直後はまずフラメンコショーの予約を取ることをおすすめします。

予約を取った後、ご飯を食べる前かつ元気なうちにジェットコースターを回収した方がよいだろうということで、スチームコースター アイアンブルへ。

私はジェットコースターの経験が小学校の修学旅行で行ったスペースワールドの屋内コースターしかなく割と不安ではありましたが、そんな心配は杞憂に終わります。


楽し~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!


アイアンブルは屋内コースターなのですが屋内だからこその先の見えなさだったり速度感があり、これが本当に楽しい。ジェットコースターって楽しいんだ…と23歳にして初めて感じました。

クソデカ周央サンゴ、そして世界一うまいチュロス

続いて向かったのはカンブロン劇場。
せっかくなので特別上映の「周央サンゴと見る 空飛ぶドンキホーテ」を鑑賞しました。

存在感
スタンプラリー、めんどうだからやらなかったけどやってもよかったかも
10連来て!ポスター。もう来てんねん

この劇場はスクリーンがだいぶデカいのですが、その巨大スクリーンいっぱいに出てくるンゴでクスクスと笑い声が聞こえてきました。草。こんなん笑うわ。

本編なんですが、マジでンゴがやかましい。一生喋っている。

パルケといえば最も話題になったのが”世界一うまい”チュロス。私はこのチュロスを心待ちにしていました。

tasty…

限定のいちご味をチョイス。これだけ注目され全人類がチュロスを選んでいるというのにやはり出来立て。外はカリっとしていて中はフワフワとした口当たり。これは確かに世界一うまい。こんなん食べたら他のテーマパークでチュロス食べれんくなるわと。

再びアトラクションに戻り、グランモンセラーへ。こちらは屋外でとにかく速いことが特徴。アップダウンがあまり激しくなく(多分)、とにかく横方向にGがかかっているからか爽快感が大変良かったです。

フラメンコショーは全人類見るべきとされている

ここで時間になったのでフラメンコショーへ。会場は劇場というよりもパーティ会場のような雰囲気と言いましょうか?飲食店にありそうな椅子でした。

最前席、近すぎる。靴の音がバチクソ近くで聞こえて迫力が半端ない。ヤバすぎる。男性のダンサーさんスラっとしたスーツみたいな衣装なのですがこれがまあパワフルで美しい。そしてダンサーさんが男前すぎて惚れました。女性のダンサーさんは綺麗なドレスを見事に操っていて、しなやかで美しくもあり、パワフルさも兼ね備えていて終始圧倒されていました。これはねえ、絶対に最前で見たほうがいいですよ本当に。500円は安すぎる。倍の1000円だとしても安く感じるレベルです。

それにしても、ダンサーさんが本当に楽しそうにパフォーマンスするんですよ。まさに情熱の国を体感しました。

キャラクターグリーティングガチ勢じゃない限りはインパしたらまずフラメンコショーの予約に行きましょう。

ピレネーはガチ

そしてパルケの目玉ともいえるピレネー。全国で見ても評価の高いコースターだそう。

エクストリーム千葉都市モノレール

吊り下げ式コースターは初体験で、どう考えても怖いだろ…と思いつつ、うっかり先頭になってしまったこともあって乗る直前の直前まで後悔の念がありましたが、始まってみるとこれもまあ楽しい。

足元が宙ぶらりんになっていること自体はなかなかの恐怖ですが、座席?の部分が通常のコースターよりもデカくてがっちりしているからか、意外と安心感がありました。

昼食のちパレード

ハードなアトラクションを制覇したのでお昼ご飯です。
再び ピザ ラ ロハ へ。

ピザも美味いらしいということでマルゲリータピザセットとパルチキ、それにチョコ味のチュロスを注文しました。

でっか…(ピザはシェアしました)
うまい
tasty…2

食べ終わるといい感じにパレードの時間がやってきました。
マジで無駄がない。

大バズりして人が増えていてもなお、パレードは10分前に来ても最前を取ることができます。

パレードは5台の山車とキャラクター、フラメンコショーで登場するダンサーさんがここでも活躍します。隣に来ていた方は常連さんだったのか認知されていました。まじか。



フラメンコショーに出ていたダンサーさんも出てくる。かっこいい
ダルシネアさん。かわいい

パレードはメインの広場からライドアトラクションが集まるフィエスタ広場をぐるっと一周する形で進行するのですが、余裕で追っかけができます。ただ、フィエスタ広場は逆光気味になるので追い方は少し考える必要がありそうです。

北側エリアを散策

イベントが落ち着いたので、北側のエリアへと進みます。
インスタ映えスポットとして名高いサンタクルス通り。


行ったことがないはずなのにスペインに行った気分になれます。

フェリスクルーズは回転率があまり良くないこともあってか10分ほど待ちました。なんとこれが志摩スペイン村パルケエスパーニャでの最長の待ち時間。

ハビエル城博物館ではスペインの歴史や文化を学ぶことができます。世界史を学んでいたらなおよかったかも…(日本史倫政選択)

いかにもドーミラーやコレクレーが居そうなエリア

キャラクターミュージカルって…良いな…

コロシアムに着くとこれもまた良いタイミングでキャラクターショーが始まりました。

「パティオ デル カント ~ダルシネアの秘密の花園~」こーれ神アルバムです。安直なのでダルシネアさんやアレハンドロさんが好きなのですが、どのキャラクターの楽曲も名曲揃いです。

テーマパーク経験が浅いので、このクオリティのショーを無料で見ていいんですか…となりました。マジで良い。

早すぎる別れと後悔

鵜方16:10発のしまかぜに乗るには、15:45発のバスに乗る必要があります。残された時間は少ない。

ここで、まだ食べていなかったシナモンのチュロスを食べるべく、フィエスタ広場のペリートに向かいました。ペリートとピザ ラ ロハでは若干違うという噂を聞いたためです。

しかしこれが裏目に出ました。タイミングが悪かったのか、ペリートは大混雑。ちょっとしたトラブルで列が進まない。15分の待ちを経てようやくチュロスにありつけました。


tasty...3

そんなことをやっている場合ではない。この時点で既に時刻は15:25。これからお土産を買い、一度ホテルに戻って荷物を回収し、再びパーク側に戻らなければなりません。

結論から言うとギリギリ間に合いました。お土産をしっかり吟味できず後悔は残りました…
ホテルとパルケエスパーニャの間は500mとまあまあ距離があります。パルケで遊んだあとそのまま帰る場合はパルケ側に荷物を置いた方が賢明かと思います(ホテルは無料、パルケは有料のロッカーだったため、お金をケチった結果です)。

最後にクタクタになりながらしまかぜに乗車。プレミアムシートが疲れた身体を癒します。しまかぜ、大阪方面はもう30分くらい遅くなってくれると大変助かるなあと感じた次第です。


このまま広島まで走ってくれ

志摩スペイン村、期待以上に楽しい時間を過ごすことができました。一泊二日、たらふく美味いメシを食べたというのに2万円ちょっとしかかかっていません。バグにも程がある。結果的には周央サンゴのコラボと重なり、すごく良いタイミングではありましたが、また今度通常期にも行ってみたいと感じました。

近鉄、最高!

近鉄、万歳!


(でもやっぱり遠すぎるからそこだけは何とかしてほしい)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?