【ネオジオ】思い出のハード

1993年の夏休み。
当時高校生だった私は部活後、自転車を走らせていました。
当時、雑誌で見つけたネオジオを販売している店が府中にあると知り、三鷹から自転車を走らせていました。

当時学校があったのが三鷹市だったので相当な距離等は想像に難くありませんですが、当時の私はそんなことものともせずにひたすら自転車をこいで府中に向かいました。

行きは良かったのですが念願叶って買ったそのネオジオ本体と、一緒に買った餓狼伝説2を抱えた帰り道が地獄でした。

何せネオジオの本体はあの大きさです。
自転車のカゴに入れるわけにもいかず手で抱えて持つこともできません。
結局自転車のカゴの上に乗せた状態で手で押さえて自転車を漕ぐと言う状態で持って帰り

ただ実際に遊び始めたらそんな苦労はどこかに吹き飛んでしまいました。

今までゲームセンターで遊ぶことしかできなかった餓狼伝説2が家のテレビで動いています。

それまでは1番お気に入りのアンディのみを使ってCPU戦で3人か4人を倒すのが精一杯でした。

ですがネオジオを使えばお金を気にすることなくいくらでも好きなキャラクターを使用することができます。

しかも難易度を変えることもできるのでネオジオのあの高い難易度のゲームであっても簡単な状態から少しずつ慣れて強くなると言うことが可能だったのです。

これで一気にネオジオにはまっていきました。
それまでスーパーファミコンでストリートファイター2を死ぬほどやっていましたが、それ以降は餓狼伝説2を始め、ネオジオのソフトにはまっていきました。

とは言えネオジオのソフトは当時1本30,000円前後と気軽に手を出せるような金額ではありません。
ですのでお店で安くなったセール品を狙い買っていました。
当時意外とすぐに値段が下がるソフトが多く、特に格闘ゲームは続編が出ると前作の値段が下がると言うのが頻繁に起きておりましたので、サムライスピリッツや龍虎の拳、キングオブファイターズなど1つ古いバージョンのソフトを安く購入して遊んでいました。

友達を呼んで家で気軽に対戦ができたと言うのもよかったですね。
やはりゲームセンターと同じクオリティーのゲームができると言うことで、よく友達も家に遊びに来てくれました。
特にキングオブファイターズや餓狼伝説スペシャルはゲームセンターで遊ぶことを考えると、元が取れたんじゃないかなと思う位の回数対戦をしていました。

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