見出し画像

#111_『国立国会図書館デジタルコレクション』が驚くほど充実している件

昨日の記事の写真は、『国立国会図書館デジタルコレクション』で探したものですが、このHP、初めて見たときは驚きました。知っている人にとっては常識かもしれませんが、歴史上の資料について、こんなに容易にアクセスできるのはすばらしいことかと。

たとえば、GHQ関連の資料も、「日本占領関係資料」としてまとまっており、そこから検索で絞り込むことも簡単です。

ためしに、下山事件を念頭に、「shimoyama」で検索すると、

「Shimoyama Case」なる文書がヒット。

280頁もあるので、冒頭だけの斜め読みですが、おそらく共同通信の(1949年)8月29日の夕刊として、

「下山定則国鉄総裁の死体が横たわっていた場所の近くの廃墟となっていた工場で見つかった血の染みは、犬か猫かの動物によるものと警察は発表」

とあります。

よく知られているとおり、下山事件は未だにナゾが多い(たとえば自殺か他殺かすら争いがある)ものですが、きちんと知ろうとしたら、こういった資料も読み込む必要がありそうです。

実際にそうするかどうかは別として、そのような資料が万人に開かれていることはすばらしいものであると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?