見出し画像

2022年の端午節とちまき

2022年3月27日から6月1日まで、65日間の上海ロックダウンがやっと解除されました。2ヶ月ぶりに団地から出かけられることで、やっと自由の空気を吸えました。季節は、桜満開の春から夏に入り、なんか春節から直接端午節に飛んだ感じです。端午節といえば、やはりちまきです。

中国では端午節に食べるちまきの形は、三角形、六角形、円錐形、四角形などがあります。以前、雲南省で、円錐形のちまきを食べたことがあります。その中身はもち米だけで、砂糖をつけて食べます。当時はとてもカルチャーショックで、今でも印象深く覚えています。中国全土では、通常三角形が一般的なんですよ。

味にも、南北の差があります。北部の北京の方にとって、ちまきは甘くてアンコが入っていますが、それに対して、南部の上海で生活する私たちにとって、肉の入った醤油味のちまきこそが、まさしく、ちまきだと思っています。しかし、甘味でも、醤油味でも、中国古来から農耕民族ということで、皆、もち米が大好きです。

近年、伝統なちまきから色々中身や種類が増え、南北の論争というより、全国各地の特色ある食材による、ちまきが増えています。小豆、緑豆、栗、塩漬け卵黄、ナツメ、ハム、蝦、アワビ、芋のアン、シイタケなど食材がとても豊富です。それ以外に、KFCとピザーハットも例年チマキを出しています。スターバックスは、いつも透明で可愛いデザートチマキを出しています。

今年人気のチマキは「ドラゴンボール」という種類です。以下がその写真です!

画像1

なんと豚のバラ肉と塩漬けの卵黄7個が入った醤油味の巨大ちまきで、1個500グラムで、価格も99元(日本円で約1980円)です。ちまきの中でも「戦闘機」と言われて、ネットで人気沸騰中です。是非ちまきが好きな方にオススメしたいと思います。(フライメディア・ソンラン)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?