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中国河南省のある公園の湖で「怪魚」を発見?!

最近、河南省で「怪魚」を捕獲する動画がネットで話題になっています。漁獲現場のライブ配信を見る人は数千万人に達しました。
7月中旬、ある男性が河南省汝州中央公園雲禅湖の周りに散歩していたところ、湖に「怪魚」を発見し、公園管理課に報告しました。
その後、専門家の分析によると、この「怪魚」は実は北米原産の「アリゲーターガー」と呼ばれる凶暴な大型魚類であることが確認されました。「アリゲーターガー」は大型の獰猛な魚類であり、主に淡水に生息し、内臓と魚卵に猛毒があり、魚卵は緑色を呈し,水草や砂利に付着しています。「アリゲーターガー」は外来侵入種に属し,有害性は極めて強いです。湖内の魚を食べるだけではなく、食べ物が不足した時に人間を攻撃する可能性もあります。

アリゲーターガー

汝州市中央公園雲禅湖で「怪魚」が発見された後、管理課は最初は大きな漁網を使用して、その後、また専門の漁獲隊に依頼し、ソナーポジショニングを使って探してもらいましたが、なかなか捕まえることができませんでした。最終的にやむを得ず、湖の水を排出する方法を採用しました。

揚水する現場

雲禅湖の水量は約30万㎥であり、1カ月近く揚水を継続した後に、2022年7月26日の夜0時過ぎに体長約70センチ・体重約7kg、体長約90センチ・体重約13kgの2匹の「怪魚」が捕獲されました!


「怪魚」の真相

雲禅湖は人工湖であり、今回のような外来種の魚が自然に湖に侵入したとは考えづらく、しかも「アリゲーターガー」主に北アメリカの南部に分布していることから、一体どうして湖に生息していたのかが、ずっと疑問視されていました。
専門家は、自宅で「アリゲーターガー」を飼育している人もいるのではないかと考えています。「アリゲーターガー」は体型が大きくなるほど食べる量が多くなり、飼育を続けることができない人もいるため、最終的に近くの川や湖に放流してしまったという可能性を指摘しています。
現在河南省だけでなく、北京、湖南、雲南などの他のいくつかの地域にも「アリゲーターガー」の姿が発見されています。(フライメディア・モンモン)



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