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目標達成ができる人とできない人の違い

パイロット資格の第一歩と言われる自家用操縦士にはなんと8割以上の脱落者がいると言われています。お金と時間を計画しても脱落する理由はすでにいろいろなところで伝えられている通りです。その中から一つの記事を紹介して、それがパイロットというジャンルでない場合、どういう共通項があるかをみてみたいと思います。パイロット訓練から見る目標達成ができる人とできない人の違いというものを考えてみました。

オリジナルリンクを貼っておくので参考にしてください。

1) Lack Of Structured Training

パイロット版では、提供する側のカリキュラムがないもしくは曖昧である事が脱落の原因と言われています。カリキュラムがないのはありえない!と思われている方も多いと思いますが、アメリカの場合、日本と同じように航空局の認可飛行学校ではあり得ない事ですが、個人で教えることも認められているスクールでは十分あり得る事です。膨大な量の学習内容を整理して学ぶ事ができないことは訓練生にとってストレスが溜まるのは目に見えています。そりゃ辞めますよ。

目標達成までの計画を立てるときに、どこまで詳細な計画されているのか?何をすれば次に行けるのか?最初からゴールまでの道のりが明確なのか?ここは事前に確認すれば避けられる領域ですね。

2) Finances

パイロット資格取得にはそれなりのお金がかかります。しっかり準備しておかないと途中で中断せざるを得ません。中断期間でお金を準備して訓練復帰しても知識と技量は錆び付いているのは想像できるでしょう。下手したら大金を突き込んで同じことを何度も何度もやっているだけになる可能性も。そりゃ辞めますよ。

目標達成までの計画を立てるときの必要資金は計算されてますか?1の計画に基づき、それをオーバーするときに備えて予備資金は計算されていますか?

3) Medical Problems

これはパイロット資格取得の特徴とも言えるでしょう。国が定めた身体検査基準をクリアできないと空を飛ぶことは許されないのです。それを知らないで時間とお金を投資することはあまりにも愚かなことです。

目標達成する際に必要な身体的な条件や健康状態が必要なものがあれば、当然事前に調べておく事が必要でしょう。日本では様々な規制がありますが、同じ資格でも海外では問題ないケースも多くあります。ここも事前に調べれば避けられる領域ですね。

4) Poor Flight Instruction

訓練を受ける時の教える側の問題。全員がプロ資格を持っているとはいえ、訓練生にとって最も適切な指導方法を提供できる保証はありません。訓練生のモチベーションがどんなに高くても一気に無くなる教官の一言が「あなたの分からないところが分からない」と突き放される時。それは教官失格です。各訓練生の問題点を的確に把握し、それに最も必要かつ効果的な指導をするのが教官の仕事ですから。

目標達成までに誰かから教えてもらう必要が出た時、それが受講料を払って講座を受けるとき、果たしてその講師がどれだけのプロ意識があるのか、そして教育技法があるのか、あるとないとでは雲泥の差です。事前に調べたとしても、担当者が変わるというリスクもありますね。慎重な事前調査とある程度の事前事前準備で対応するしかないでしょう。

5) Checkride Failures

パイロット訓練課程の途中での審査や、最終試験で不合格になると気も滅入りますね。特に連続不合格となるとかなりやる気もなくなります。不合格の原因をしっかり突き止めて同じ失敗をしないこと。そして気持ちを切り替えること。これはパイロットにとっても必要な能力です。

目標達成までに途中でのテストや最終試験で不合格になったときには前述のパイロット訓練と同じ考え方で進むしかないのです。アメリカではEverybody has a bad day.という言葉があり、一回くらいの失敗はなんてことないのです。

6) Not Setting Clear Goals

パイロット資格取得して何をしたかったのか?これが明確でないと厳しい訓練を乗り切る事ができないでしょう。そして厳しい訓練の期間中にはそれを思い起こして原点に戻る事です。

目標達成するための理由です。なんのためにするのか?幸せになるためかもしれません。不幸を避けるためかもしれません。明確にしておきましょう。

7) Killing The Fun Of Flying

飛ぶ事に面白味がなくなってきた。最悪です。十分に辞める理由になります。これまでの6つやこの後の4つの項目が原因になるのでしょう。

目標達成するためには、ワクワク感が必要と思っています。それがなくなると苦痛です。同じ事をやるのにワクワク感を持って実行するのと、ないのでは効果も違うでしょうし、そもそも継続できるかどうかが問題ですが。

8) The "Solo Plateau"

パイロット訓練では通常教官と一緒に乗って飛行します。ある程度訓練が進むと教官は飛行機から降りて一人で飛行する事が出てきます。一人(ソロ)と言います。なかなかそのレベルにいけないもどかしさも出てくるかもしれません。また本人はできると思っていても、教官がオッケーしてくれないこともあるでしょう。

目標達成する過程でこれ以上上達しない経験ってありませんか?いくらやってもよくならないこと。または、自信過剰になってはいませんか?それを講師や周りからダメだ。まだだ。もう少しこれが必要だ。などと言われてイライラしてませんか?そこをどう乗り越えられるかです。

9) Flying Is Much More Work Than Anticipated

こんなにやることあったんだ...という声が聞こえてきます。簡単に飛ばせているようだけど飛ばす以上に学ぶ事が多いことに気がつき、そしてその解決方法が分からずに挫折。というパターンです。それは最初でしっかり調査していなかったことであり、訓練最初に担当教官から説明されていなかったことでもあるでしょう。

目標達成するためにも同じ事が言えるでしょう。やり始めてみたら意外とやる事が多かった。しっかり調べて開始しましょう。

10) Airsickness

これもパイロット独自の要因ですね。飛行機酔いをしてしまう例もあります。ある程度飛ぶと慣れてきますが、最初から全くない人もいます。

11) Flight Training Isn't A Priority

他のことが優先順位が上がってきたことで、飛行訓練の優先順位が下がってしまった例。というより言い訳が始まる例です。飛行訓練を継続できない言い訳です。そもそも6番目に書いた明確な目標が設定されていないことも原因になるでしょう。

パイロット式目標達成方法を参考にして自己目標達成を目指しましょう



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