心つづれおり〜39 ブラバン・ディズニー・コンサート〜

神田松之丞さんの独演会を見に行った際、会場で偶然目にしたフライヤーでこのコンサートを知りました。ディズニー作品の音楽とブラスバンド演奏のコラボレーション。演奏はシエナ・ウインド・オーケストラ、指揮にオリタノボッタさん、MCは綿引さやかさん!オリタさんは、かつて大ファンだった米米クラブでのホーンセクションBHBのメンバー。現在も米米やBHBで活動されており、まさかこんな繋がりで、久し振りにお姿を見られるとは。また、綿引さんは、JBでも拝見し印象に新しく、これは行かねば!となりました。

コンサートのプログラムはAとBの2種類あり、私が見た日は、特に聴きたかった『ノートルダムの鐘』や『ライオンキング』のメドレーを含むBプログラムでした。今までミュージカルで聴いていた楽曲をブラスバンド演奏で聴くのは新鮮でしたし、『アラジン』の「ホール・ニュー・ワールド」をフリューゲルホルン(男性)とユーフォニウム(女性)でデュエットするというのが斬新でした。生演奏は、身体に音が響きます。金管楽器の突き抜ける音や、木管楽器の柔らかな音、打楽器のリズムがたくさん感じられました。生音は最高。そして、綿引さんの歌う「リフレクション」が本当にぐっときました。他にも、地元の高校の吹奏楽部による演奏コラボや、オリタさんのサックス演奏、子どもたちを交えての演奏など、温かな雰囲気で幕を閉じました。

あらためて、ディズニー作品の音楽は、どんな形で表現されてもそれぞれの良さが引き出されて素晴らしいな、と。心が晴れやかになるコンサートでした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?