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心つづれおり〜17 ウィキッド〜(追記あり)

2016年、北海道四季劇場で観劇。今更ながら、もっと観ておけばよかった、と後悔しています。こちらは1回限りの観劇でした。

当時開幕前に、大丸札幌店でウィキッドの衣装展示があり、エルファバとグリンダの衣装を見ました。黒い繊細なレースを幾重にも重ねたエルファバのドレスと、淡いブルーの装飾が可憐なグリンダの白いドレス。エルファバは首元まで覆われた長袖で、グリンダは首元や腕を見せるデザイン。とても対照的なふたりの衣装に、どんな物語が待っているのか、観劇への期待が膨らみました。

楽曲は、『Defying Gravity』くらいしか知らなかったのですが、観劇後は、『For Good』が頭から離れなくなりました。エルファバとグリンダの運命の分かれ道が、切なくて切なくて、クールダウンするのに入った喫茶店でパンフレットを見たらまた涙が溢れて。かなり、心に刺さったことを覚えています。

純粋に相手を想うが故に、共には生きられない。切ないふたりの友情に心を揺さぶられました。こんなに感動したのに結局リピート観劇できなかったのは、何回観てもエルファバとグリンダはそれぞれの道を歩まなければならない、という結末に変わりはなく、それを繰り返し観るのがあまりにも辛かったから・・・。

ウィキッド、再びの上演を望みます。今だからこそ観たい。そう強く思います。

【2022/7/6 追記】

先日、ついに再演が発表されました!一度の観劇でとてつもない衝撃を受けた作品、また観られるチャンスがあるかもしれない。そのときは、またどんな感情が掻き立てられるのだろう。

今、この時代の『ウィキッド』に会える日を楽しみにしています!!!

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