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覚醒か…?本流ダブルハンド開眼

#32|フライフィッシング/FlyFishing
2020年3月21日/長野県

令和2年のテーマはフライフィッシング、ダブルハンドの釣り。渓流釣りは小休止し、本流釣りのいろは、手ごたえをつかみたい。

訪れたのは長野県を流れる一級河川。魚がどこにいるのか……太く広い大河川を前に尻込み。それでも己を鼓舞し、なんとか一歩前へ。厚い流れに立ち込んだ。

ラインはタイプⅡ。ウェットにニンフの慣れないドロッパーシステム。なにかヒントをつかみたいとひたすら前のめりにオバーヘッドキャスト。昼近くになると、目先の水面でコイがライズ。やっと感じられた生命感にモチベーションが上がった。

流れの速さ、水深、フライの位置を想像しながら縦・横のスイングとやらを意識すると……。

鈍いアタリ…? 半信半疑でリールを巻き上げると姿を見せたのはニ・ゴ・イ。背鰭へのスレがかりだったが、それでも嬉しさがこみ上げた。魚の居場所にフライが行き届いている証。まだまだいけると、続けてキャスト。キャスト。

そして昼過ぎ。ゴン、ゴン……と前向きなアタリ。来た来た来たっ!!!

ニゴイとは明らかに異なる色彩。色白でギラギラと輝く魚の正体は本命のレインボートラウトだった。極太の重量感に口角が上がった。放流ものであったが大満足。本流フライフィッシングの醍醐味を垣間見た。

とは言っても、いまだ五里霧中。奥が深いダブルハンドの世界。モヤモヤとした霧の中を迷走中である。開眼までにはもう少し時間と経験が必要のようだ。


FF.BUM(エフエフドットバム)
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Profile
1979年生まれ。2007年に新潟県上越地方に移住。自由と孤独を愛する西洋式毛鉤釣師(フライフィッシング)。いかにして豊かな人生を歩むか、模索の日々を邁進中。


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