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久しぶりに師弟逆転、初級パイロットから中級パイロットへのTips|June 17th, 2020

Location : HAPPO
Glider : SIGMA10
Fligt Time : 30 min
Max Alt : 1930m

カメラを持てば彼は師匠、パラグライダーに乗れば師弟は逆転。
そんな風に互いに刺激し合っている、アウトドア撮影隊GOATの隊長山岸君。

まだまだ新米パイロットの彼が、ようやく今シーズン初フライトに登場。コロナ自粛明けから順調になかなか忙しいらしい。

タイミング良く一緒に飛べる時間があったので、特別にマンツーマンレッスン。
この日3本目のフライトは12時10分テイクオフ。
ようやく少し感覚を取り戻してきたようで、テイクオフ後順調にソアリング開始。
続いてすぐに僕もテイクオフし同じサーマルに合わせて合流。

しかし、10分後に明暗が分かれた。
同じサーマルでセンタリングしていたが、ふとしたきっかけで一気に大きな差が生まれ、僕はそのまま上空1900mまで上昇。

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雲底は八方池で2,000mちょっとだったが、乗り継いでいかないとたどり着けなさそうなので、今日はここまで。

彼は集中力が切れたのか、どんどん高度を失い、そのままランディングへ。

一気に大きな差が生まれてしまった主な原因は、初級者にありがちな、
「旋回操作が一定」
つまり、気流変化とグライダーの動きに関係なく、ただ「単純に旋回操作(一定のブレークコードを引込み、体重を内側に乗せる)」だけを行っている。
上昇気流がある程度まとまっている良質な物であれば特に差は出ないが、少し乱れた間欠的な上昇気流になってしまうと上手くいかない。

「サーマルに乗せる」

初級機は特にサーマルに喰いついていく力が弱いので、意識的に「乗せて」あげないと上手くいかない場面は多い。

ということで、師匠のメンツは保たれた・・・。
イントラは常にここが難しくもあり、面白さでもあると思う。

二人のフライトログはコチラ↓


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