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信念の力・諦めない心

You've gotta get up and try, try, try!

人間の信念の力はどれほど強いですか?
夢を持つことは私たちをどこまでに連れて行けますか?

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SDGs目標1「貧困をなくそう」:
あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせること。

「風をつかまえた少年」(The Boy Who Harnessed the Wind.)という本を読み終わりました。

アフリカの最貧国のひとつ、マラウイ共和国の出身。飢饉による貧困で学校にも行けない14歳のウィリアム少年が独学で物理学を理解し、自力で風力発電の風車を作り、枯れ果てた畑に水を引くことに成功して、家族と村の人々を救ったという実話です。

*映画版、ウィリアム・カムクワンバ(William Kamkwamba)はNetflixより多数の国々で配信されました。

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[信念・行動・願望の連鎖]

自分を信じて、どんな時でも諦めないこと。
何事も根気よく努力を続ければ、最後には成功すること。


明確なライフプランを持っていない人は、たった時間を浪費してぶらぶら暮らしているでしょう。自分はこの風になるのではないかと心配し始めた人はいませんか?

私たちは、日々の生活に追われて、夢を持つことを忘れがちです。

何やっても新鮮味がなくて面白くなくなったり、何を見ても心が動かなくなったり、自分の熱望が時間とともに埋まられて完全に消えてしまいます。

けど、強い信念を持っている人は、誰かに言われて何かをするのではなく、自発的に行動を起こしています。自分の信念をもって突き進むことこそが、自らの成長へとつながっていきます。

信念を貫き通すことは容易なことではありませんが、諦めずに自分を信じる強い心が真の成功へとつながるのではないかと思います。


「何かを実現したいと思ったら、まずはトライしてみることだ。」
これは、ウィリアム少年の強い信念です。

ウィリアムは、マラウイが貧困から抜け出せない理由のひとつとして、電気の欠乏を挙げています。

教育があれば、自然エネルギーを活用して、人々は安価で豊富な電気を手に入れ、木を切らなくなって、森林が回復すれば、こんな悪循環から脱出することができるんでしょうね。

もっとも「知識は力なり」という感想が多いようですが、私は気になったのは森林伐採の理由です。

森林伐採の主な理由は調理などで使う家庭用燃料、または葉タバコの乾燥ために大量の燃料が必要です。

タバコの製造過程において、葉タバコの乾燥のために薪や化石燃料が大量に消費され、地球の砂漠化・温暖化に加担しているとの報告があります。

また、マラウィは、タバコの輸出で国の経済を支えています。低価格の葉タバコを大量生産して先進国に輸出するため、子供たちは労働を強いられているそうです。


私たちは物質的に豊かで便利な生活を享受していると同時に、世界中には飢えや貧困に苦しみ、食料や飲み水が確保できず、教育や医療を満足に受けられない人々が大勢います。


「私は試してみて、成功した!」と、少年が力強く語りました。
多くの人たちの心を打ったんでしょうね。


貧困をなくすために、教育、森林保全、フェアトレード、自然エネルギーなどについて、自分にできることはなんですかと、本を読んだ後にずっと考えています。

いつか、自分も「I tried, and I made it!」と言えるように!

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