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SDGsはビジネスツールではない

最近、日本には名刺にSDGsのロゴやカラーホイールを入れるとか、ジャケットの襟元にSDGsのバッジをつけているビジネスパーソンが目立つようになるそうです。

会社はSDGsに関連する事業をしていることを積極的にアピールしているんでしょうね。

台湾には、企業のWEBサイト上でSDGsのロゴが付いて自社の取り組みがどのようにSDGsに携われているのかという情報がしばしば見られるようになりましたが、名刺やバッジをつけた場面に遭遇したことはありません。


会社の名刺や襟元にSDGsロゴをつけてアピールすることに対して、どう思いますか?

人の興味を引いて、会話に乗せようと分かりますが、もし、あなたがアピールしたいポイントはSDGsではなく、本当の目当ては商品やサービスを提供(商売)することだとしたら、会話の焦点がズレたまま、ギャップが生まれやすくなると思います。

会社の主事業内容(サービス・商品)はSDGsコンサルティング、対応ソリューションではなければ、名刺や襟元にSDGsロゴをつけてアピールするには違和感が感じませんか?

SDGsを実現するための取り組みを、ビジネス上のアピールにするのはいいですが、会社のWEBサイトだけで具体的な情報を載せておいて十分だと思います。


SDGsだけでなく、サーキュラーエコノミー、カーボンニュートラルやエシカル消費などは、本来は人類全員にとって自分ごとの問題なんですよね。

あまり耳馴染みがない言葉を使うと浸透しないので、もう少し身近に感じられるような推進活動や宣伝が重要になります。一人一人に「良い社会を実現する」という意識を根付かせて、私たち個人でもできる対策を自ら考えて、自身の生活を見直してみませんか?

例えば、
①マイカーを利用する頻度を減らして、バスや電車を利用する
②エアコンと扇風機を併用する
③レジ袋からエコバックへ替える
④生活に必要なもの・食料を買う

一人ひとりが少しずつ変わっていく輝く世界を。
Always with a big smile!

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