TGP?① 前編

生活は充実していて、今のスタイルを崩したくないけれど、タイミングを逃したくない。意識していなかった時は気にならなかったけれど、30代を迎え、自分の生物学的な年齢も自覚しないといけない。気持ちはどこまでも若いが、(もしかして、そろそろ考え始めないといけないのか?)と思うと、周りと比較して焦りも出てくる。
結婚して1年ちょっと経過。これが25, 26歳くらいなら、まだのんびりと、夫と2人で楽しもうと大きく構えていられただろう。
でも、30歳を越えてくると、子供が欲しいのならそろそろ動き出さなければ、と尻を叩かれるような気持ちになる。
職業柄、医学の知識もあるから、気持ちだけではどうにもならない女性の生物学的なタイミングというものも理屈では分かってしまっている。
だから、渋々思い腰を上げたという感覚にも近い。

いわゆる”妊活”というものが停滞している。
身体のタイミングに合わせないといけないから、仕事のある平日でも通院しないといけない。職場の人にはこの詳細を話しておらず、妊娠するまでは話すつもりもない。「今日は病院に行きます」としか話していない。だから、(あの人なんでたびたび通院しているんだろう?)と思われていることだろう。でも、きちんと仕事をこなしているのだから大目に見て欲しい。…心苦しいのも事実だ。自分が遅れて出勤することを恥ずかしいと思っているから。
だから、なかなか結果が出ないと、(こんなしんどい思いして、仕事も遅れて通院しているのに、なぜ?)とイライラしてしまう。治療費も無駄になっている、と感じてしまう。
正直なところ、卵巣の機能のこともあるが、ストレスが大きく関わっているような気がしている。
趣味のために、仕事をなるべく早く終わらせたい。そんな気持ちで、いつも急かされるように動いている。周りにもそんな雰囲気を振り撒いてしまっていることも、自分を追い詰めていると思う。
仕事が終われば、自分が半ば生きがいの様に思っている趣味に没頭している。
自宅から離れた場所で行うし、スタートが21時とかなので帰宅するのは早くても23時半〜24時。これが週3-4回もあって、睡眠負債をいつも抱えているとなると、ホルモンのバランスが狂うのも当たり前かなという気がしている。

今の生活を変えて、もっと身体に向き合うべきなのか、と思うこともある。
でも、子供が欲しいと思ったら女性が何か諦めないといけないのか。そういうモヤモヤが心の中に渦巻く。
あ〜…どうしよう。そんな堂々巡りを今日も繰り返す。

前編は、今の現状に対する問題提起を少し。
後編では、子供が欲しいという気持ちに向き合いたいと思う。



#妊活 #働く女性 #趣味を大事に


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?