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5月31日。鬱々とした五月の病があっという間に通り過ぎて、気づけばもう6月。相変わらず何の変哲もない日々を送る中で、私はまだ此処で息をしている。

今の私を何か少しでも残そうと必死に書き綴る日記も
いつまで続くのだろうか。毎日、藻掻きながら何か模索している。何を探しているのかも何処にそれがあるのかも何一つ分からない旅路を必死で駆け抜けている。刻一刻と過ぎる時間の中で、数多ある私の感情。いつまで私自身と生きられるのか、この世で息をしていられるか、あとどのくらいで鼓動や脈が停止するのか。先のことなど知る由もない。他人との関わりも一つずつ削れていき、気づけばこんな所にいた。毎日が充実していない訳でも、楽しくない訳でもない。きっと、私の中の麗しい心は今も此処にあって、諦めなければならない程酷いところにはいない。まだ大丈夫。いつも1人な訳では無い。毎日が孤独な訳でも無い。たまに疲弊する心を鎮める事に手を尽くして、また気持ちを上乗せする。そんな日々がいつまで続くのだろう。ただそういった問いが頭から離れないだけ。無駄に自分を飾ることなど一切しない。私は私を全うして生きるだけ。希死念慮はいつまで経っても治らない。いや治そうとしない。別にそれでいいのだ。それが私自身なのだから。

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