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65歳の日常 2/8 リスキリングとは

写真は、上昇していくってことね(^^ゞ

今日のクローズアップ現代+でやってた。
はやってきましたねぇ、「リスキリング」。
いつの間にやら、
「まったく別の仕事をしていた人がIT技術を学んで時給アップをはかる」
みたいな意味になっていますが、本来の意味としては

「市場の変化に対応できる新しい職種・業務に就くこと」や「現職で求められるスキルの変化に適応し、持続的に価値を創出すること」を目的に、新しいスキルや技術の習得を推進する取り組みを指すんだそうですよ。

最近の風潮では、企業が自社の成長のためにちがう職種の社員に教育を施してよりデジタル分野への活用を図る、という意味合いで使われ方をしてるみたいですけどね。

つい先日には、日本の首相が「育児休暇をしている人の『リスキリング』を奨励する」みたいなこと言ってブーイングくらってたね。育児をしてるお母さんは暇だと思っているのか!とお子さんを持つ女性陣から。

どうせ首相の言葉なわけではないし、作文した人がいるわけで、その人がつい入れちゃったんだろうね。

残念な事に、言葉を入れるべきところを間違えちゃったけど、
自分を高めるために学習する事、それもあらたな仕事に繋がる知識を習得することはとっても大切なことだと思います。

それなのに、今の環境を変えたいから教育を受けたい。でも先立つお金が無いからできない、という境遇の人は沢山いると思う。

時給を上げるために勉強すると世知辛いけれど、より高い給料をもらえる仕事に就くためにスキルを上げる(アップスキリング)と言えば納得できるというか。同じことかな?(^◇^;)

だから、昔からの言葉で生涯学習というのがあるけれど、生きてる限り自主的に学習し続けていけるように、会社員じゃなくても手助けが得られるようにすることが、社会にとって大切なことだと思う。

日本の企業は社員のスキルを上げるために金を使わない。使えないのか?本当に。
これからますます労働人口が減り、高い技術力・能力を持った人材の争奪戦が激しくなるのは間違いない。

そして、外部から取るだけではなく、自社の人材の能力を高めることにも注力しなければならない。
それができない企業は、遠くない未来に市場からいやおうなく退場させられるに違いない。
なんて、そんなに先が長くない「じいじ」の妄想でした。

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