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パソコンの窓から:コメ不足はこれからが深刻に

先週も投稿しましたが、真剣味の足りない農林行政を憂う者として再び書かざるを得ないニュースを見てしまいました。
それは、

「コメ不足」のさなか、コメ農家の倒産・廃業が急増 過去最多を更新へ
肥料などのコスト増負担が重く

9月5日 帝国データバンク

この問題は最近始まった話ではありません。
ずっと、減反政策で税金をばらまいてきたのに、なんでこんな事になるんでしょうね(?_?)

ロシアのウクライナ侵攻が始まってからというもの、いろいろなものの値段が上がっています。
農業にもいろいろな物価高が襲いかかっているのです。
ガソリンしかり、肥料、薬剤しかり。

でも、国内の主食用米の消費量減少のせいで販売価格への転嫁が難しい。
加えて、コメ農家の就農者の高齢化もあり、後継者不足で廃業を余儀なくされる。

それに対する取り組みを現場では行っているようではあるが、このまま生産者が減り続けるようなことがあると、コメの供給の自給率100%が保てなくなることが懸念される。

農林水産省が、将来に渡る日本のコメ消費に対する断固とした姿勢を示し、成果を出してくれないと、コメが食べられない未来がやってくる。
おそらく、数年以内に。

マスコミはスーパーの空っぽの棚を映して、品薄を煽り買いだめを助長する愚を改め、もっと国民の食の危機を訴える報道をするべきだ。

国・役所に忖度したことしか言えず、
大事なことを伝えることが出来ないから、
「マスゴミ」と呼ばれているのだということを認識すべし。


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