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旅の目的は?

JTBのウェブ調査によると、当地(旅先)での食事を目的に旅行をしたことのある人が対象数の80%近くにも及んだそうです。やっぱり人は食を目的とする意識・行動が強いのですね。もちろん、本来の旅行の目的は人それぞれに様々なのでしょうが、食というのは日に三度もその機会がやってくるのですから、ないがしろにはできません。

というよりも、社用で出張などをする場合にも同様なのではないでしょうか。出向いた先での会議や商談が本来の目的ではありますが、不謹慎ながらその夜の食事や飲み会が頭をよぎっている人も結構あるのではないかと察するのです。私も現役時代、出張の機会は多くはなかったのですが、それでも数少ないその時には本来の社用などよりも、当地での夜の食事が目に浮かんでいたものです。

人はパンのみにて生くるのではないというのがキリストの教えだそうですが、しかしながらパンなくしては生きてゆくことができません。パンというのはもちろん食全般のことであります。一昔前は武士は食わねど高楊枝などといって、男性は特に食に関して薀蓄を語るなどということはほとんどありませんでした。男は黙って仕事一途というのが、いわば格好のよいスタイルであったようです。

時は流れて今では食に関するサイトなども数多くあり、男性でも大きな声で食に関して語ることができます。いい時代になりました。日々の食事に感謝しつつ、これからもより良い食を捜し求めたいと思います。

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