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チンする

電子レンジで調理することを、「チン」すると言います。
いえ、多くの方が言うと思うのです。
恐らく、全国的に使われているのではないかと推測します。
「レンジでチン」という商品名の冷凍食品もあったかと思います。

こんな擬音語を動詞化して使うのも、日本語独特のなせる業ですね。
料理に関して他には擬音語を使うことはないように思いますが、この  「チン」だけはこんなにも広まってしまいました。
ジュージューなどという焼いたりするときの擬音がありますが、かといってフライパンで焼くことを「ジュージュー」するとは言わないですね。

日本語独特と書きましたが、実際にたとえば英語圏などではもちろん通用しないそうです。
「do ting!」とでも言うのでしょうが、ネットで検索だけしたですがやはり英語圏のネイティブには分からないそうです。
ただ、目の前で電子レンジを使いながら「ting」などという擬音語を使用しているうちに、やがては彼らも使い始めるという記述もありました。(笑)

「電子レンジで温めます」という意味を「チンする」という短い単語で的確にすべてを表現できるのですから、この言葉は素晴らしいですね。
ちなみに「電子レンジ」というのも日本語的英語というか、直訳して「electronic range」などいっても通じないそうです。
「microwave oven」が正しい英語とのこと

「チン」する、朝から深読みしてしまいました。

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