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再びサービス料のこと

先日あるホテルに食事に行ったら、そこのレストランすべてがそうであるかどうか分かりませんが、料金の表示がグロスでなされてました。
ようするに、私の一番嫌いな「サービス料」という名目がなく、会計はメニュー各アイテムの合計金額になっていたのです。
実に分かりやすいシステム、会計明細です。

サービス料というのは、支払う客側が決めることではないかと思っているので、一律10%も勝手に上乗せしたうえに恥ずかしげもなく「サービス料」とレシートにも表記するその神経が腹立たしいのです。
そのサービス料たるや現場で働くスタッフにはまったく還元されておらず、すべては経営側の利益として計上されているのですから、まったく何をか言わんやであります。

ホテルが、ここ何十年と続けているこの馬鹿馬鹿しいサービス料。
経理の勘定科目にも堂々と載っており、いまさらそのシステムを変えられない、損益計算上の原価率考課に狂いが生じる、など訳のわからない理由で頑としてこのサービス料を廃止できないというのなら、せめて表面に出ないようにする事はお客への礼儀だと思うのです。

バイキング形式のレストランで、一体何がサービス料なのだと感じるお客がいるのは当然のことであり、さすがにホテルといえどこの形式の店舗ではサービス料を込みで価格表示しているところが増えてきました。(当たり前です)

そもそもサービス料という表現が気に入りません。
経営側の勝手な10%上乗せ「搾取料金」以外の何ものでもないのでありますから、表現を変えるべきであると思いますし、グロスで価格に込みで表示すれば客側としてもまだ納得できると思います。
納得できるというか、もともとはその商品の価格なのですから。

サービス料廃止~!

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