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お客様は神様ではありません

数年前のことです、ネット上で話題になったこの画像。
賛否両論が喧しく、サイトによっては激論が交わされたようです。

何処の店舗のものかは分かりませんが、少なくとも私が思うにここのシェフは看板の文言通りの手抜きはしないと思います。
いや、そんな手抜きができないからこそ、このような皮肉を交えてのノーティスを出したのでしょう。

いつのころからか、「お客様は神様です」 という彼の三波春夫氏の言葉を受け売りした、いわゆる阿呆客が増殖してきました。
お金さえ払えば何でもありの様な、まさに勘違い客です。
また、店側も止む無くそんな無謀客を容認して受け入れているうちに、事態はますます悪化し混迷を深めていったのだと思います。

お客はあくまでもお客であり、それ以外のなんでもありません。
ましてや神様でもなければ、店側のスタッフもそのお客の召使いでもありません。
お互いは対等の関係のはずです。

それぞれのレストランの都合に応じて料理やサービスを提供し、お客はそれに対価として料金を支払う。
ただ、それだけのことです。
したがってその店舗の提示した条件にそぐわない場合には、本来ならばお客を拒否する権利があってしかるべきです。

気持ちよくお店を利用し、気持ちのいいサービスを受けたければ、気持ちのいいお客であるべきです。
要はそれだけのことです、何も難しくありません。

「俺は客だ」 という貴方、ならばお客らしくしようではありませんか。

手抜き7


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