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薩摩芋の飴炊き

大学イモ、大阪ネタです。このサツマイモの飴炊きが、中華の定番デザートであるのは関西だけのようですね。私は、この中華デザートは一般的に中国料理店(特に広東料理系)の、ごく普通のデザートメニューだと思っていたのです。ところが、大阪(関西)だけのかなり地域性の強い中華メニューだったのですね。

ほんとに思い込みとは恐ろしいもので、今まで当たり前だと思っていたことが覆されるのは、ある意味ショックです。関東では、このサツマイモの飴炊きは「大学イモ」と称して、仕上がりも食感も大阪での飴炊きとは少し異なるようです。関東の人にとってはあくまでもおやつ感覚だそうです。

大学イモは、しっとりと飴が絡んでいるとのこと。対して、関西の中華定番のこのイモの飴炊きは、カリカリですね。外はカリッと中はさくさくしっとり、という感じでしょうか。それで、中国料理の最後に出てくるものというイメージなのですが…

ほんとに違うものですね。狭い日本と思っていても、これほどに違うのですから世界を知ることはほんとに難しいものです。

大学イモという呼び名自体はもちろん知っていましたが、まったく同じものと認識してました。それが違ったのですね。真実を正しく知ることは、ほんとに難しいです。大学イモから、またひとつ教訓を得ました。(笑)

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