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ホットドッグ 中の具材はカレー味

ホットドッグ、長らく食べてませんがパンの中に挟む具材は、当然のことながら主役はウィンナーソーセージであります。そして、副素材としてキャベツの千切りを炒めたもの、それもカレー味のを挟むのが普通だと思ってました。

ところが、広く一般的には違うらしいのです。世界の標準は、副素材はピクルスであったり玉ねぎのみじん切りを炒めたものとのこと。そして、この日本の中でもどうやらこのカレー味キャベツを挟んでいるのは、関西だけというのですから驚きです。

戦後まもなく、このホットドッグが日本にやってきたころ、ピクルスなどは高価で手に入りにくい素材でした。そこで、安価で身近な素材のキャベツを代用することを考えたのでしょう。それも、カレー味にすることによってピリッとした食感がより美味しさを増幅したと思われます。実際に、現在にまで関西圏では根強く支持されてますし、その美味しさはなかなかのものです。

それで、実はまた例の番組からのネタなのですが、現在では関西地区以外では欧米と同じく、ピクルスを挟んだりするのが一般的になっているようです。街頭でこの関西バージョンのカレー味キャベツのホットドッグを見せたら、これまた例によってみんなびっくりしてました。(スタジオでの試食は、全員が絶賛の美味しさということになってました。定番のリアクションです。)

ほんとに、自分の居住区以外の県民性というか食べ物一つとっても知らないことが多いです。だからこの番組が面白いのですが… 

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ホットドッグ、ちなみに「ホットドック」と発音する人が年配の方には多いようです。日本語の発音には、促音のあとには濁音がこないので、ネイティブな日本人は「ドッグ」という発音ができなくても自然なのです。発音の問題以前に聞き取れていないかも知れません。でも、ドイツ語では「ドック」と発音するので、元祖フランクフルトの国がドックといってるので、ホットドック、あながち間違いではないようです。

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