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人類はもともと肉食獣!?

雑誌「ターザン」にタイトルの記事がありました。人類は、そもそも肉食なので、小さい子供が野菜を嫌いなのは自然な姿なのだということらしいです。

一般的に、肉食は悪で野菜をしっかりと食べることが健康の源である、というのが理想とされる現代の概念ですね。しかし、結局は人は肉食を好むのです。これこそ自然の求めであり、人類の営々として築かれてきた食の歴史なのでしょう。

人類に限らず、自然の動物の日々の営みは食を得ることに終始してます。人間は、もっと高度な営みをしていると豪語しますが、究極のところ食べるために働いているといっても過言ではないぐらいです。(もちろん、実際の生活はこんな単純なことではないのは、重々承知しておりますが。)

自然界の動物は、一日中のほとんどを索餌行動に費やします。人類も基本的には同様で、かつてその日々は飢餓との闘いであったわけです。現代のように安定して食が供給されるようになったのは、生物史上では極々近年のことです。

したがって一旦得た食の機会には、より効率的にカロリーを蓄えようとする働きが起こり、肉などの高カロリー・高脂肪の素材を摂取しようとするのはきわめて自然なことなのです。しかし、現代の人類はかつてないほどの飽食の環境に曝されてます。これほど安定して食が満たされている状況は、ある意味異常なのでしょう。

そんな現代であるからこそ、人は異常に野菜を賛美し過ぎ、肉食を否定するのかもしれません。しかし、子供が野菜を嫌うのは自然の流れであり、鷹揚に捉えて時期が来ればその野菜嫌いも解消するらしいです。

私も自分自身を振り返って、子供のころは確かに野菜全般が嫌いでしたね。いつしか、その偏食も影を潜め、なんでも食べることができるようになりました。すべてを十把一絡げに論ずることはできませんが、あまりになんでも固執して野菜野菜と唱えるのではなく、自然に任せるのもいいようです。

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