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飲食店不況の打開策は、低価格ではない

今の疫病が流行る前のお話です。飲食業界にも不況の波は押し寄せてますが、その対応策として価格を下げるというのはすでに限界に達してます。業界では、消費者はもはや安さだけを求めているのではなく、付加価値のある商品に惹かれるのだというのが定説になってきているようです。

その付加価値というのが何であるかを巡って、各店舗・業界とも試行錯誤しているのが今の状況でしょう。
その中で、実際に成功している事例があります。

今回の話題は、400gのビッグステーキです。

レッドロブスターが展開しているステーキハウスで、いわゆる1ポンドステーキを出したところ、客足が伸びているというのです。
「ビッグ・サプライズ・ステーキ」というのが、正確な商品名だそうです。
まさに「サプライズ!」ですね。

レッドロブスターは、もともとアメリカのシーフードを主体とするレストランチェーンだったそうですが、業績不振により日本資本のレインズインターナショナルに買収されたとのことです。
こんなこともあるのですね。
多くは、弱小な日本企業がアメリカ資本に買い取られるのが定番みたいだったのですが。ロブスターと名乗るシーフード・レストランが、どうしてビッグステーキという謎もこれで解けるというものです。
レインズは、「牛角」などを展開する肉のファミリーフードですから。

それにしても、400gというとかなりですね。
成人男子の場合、およそ600gの食事が胃に入ると満腹感を覚えるといいます。
400gはその半分以上です。
その分量をメインの肉だけで満たすとなると、ちょっときついでしょうね。
実際に、アメリカのステーキハウスでも、1ポンドステーキは「ニューヨーク・カット」などと名づけられて、一目置かれるほどのボリュームです。
それを食べるのですから満足感というか、肉を堪能するというか、もう充分ですよといいたくなるでしょうね。

ちなみに、私はこんなグラム数のお肉を食べたことがないので分かりませんが、一体どんなでしょうね? 
最後のほうは、顎が疲れるのではないでしょうか? 
それも記事にありましたが、結構やわらかいので顎の筋肉は大丈夫でした、とありました。(笑)

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