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食の二極化

一億総中流、という言葉が世間に広まった1960年代。
時は流れて今やワーキングプア、という層が発生するぐらいに格差が広まるこの日本。
食の世界も最近は、二極化が進んでいるらしいですね。
高級か廉価かどちらかでないと集客が難しいというのです。

回転寿司がこの不況の中、健闘していることはご存知の状況。
それも、皿ごとに価格に差のあるセミ高級回転寿司よりも、100円均一のようなポリシーのある廉価の回転寿司が人気というのです。
ここに今後の飲食業界の行く末を暗示するものがあるのではないでしょうか。

中途半端は淘汰されるのでしょう。
徹底的な格安戦略か、銀座の高級店のように価格表などない鮨屋か…

はっきりとした所得格差がここに表れているのではないでしょうか。
バブルの頃はさておき一段落したころの一般庶民の生活、低所得層といわれる世帯でもたまの日曜日などに家族揃って外食という光景は日本の日常として見かけられたものです。

ところが、今は違うのです。
ほんとうに困窮している世帯が増えているのです。
家族揃って外食などはもう過去の遺物的な光景であって、そんなことすらできない家庭は本当にできないのでしょう。
こんな日本に誰がした?!

食の話から、またもやえらい大それた展開になってしまいました… (笑)

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