[演奏動画30+イネガルについて]J. M. Hotteterre le Romain: 2e. Prelude. C. Sol, ut, Tierce. Naturelle. Tendrement. "L'Art de Preluder"

5/24、YouTubeに新しい動画をアップしました。
J. M. Hotteterre le Romain: 2e. Prelude. C. Sol, ut, Tierce. Naturelle. Tendrement. "L'Art de Preluder sur la Flûte Traversiere, sur la Flûte-a-bec, sur le Haubois, et autres Instrumens de Dessus." op. 7

Flûte traversière: Miharu Miyato

J. M. オトテール・ル・ロマン:
第2プレリュード ハ長調
《プレリュードの技法》より

フラウト・トラヴェルソ:宮戸美晴

ヘッドホン、イヤホンなどでお聴きいただけたら嬉しいです。

この曲は、最初は「2」の拍子ですが、途中2分の3拍子になり、また「2」の拍子に戻ります。
ちなみにオトテールは『プレリュードの技法』の中で、拍子について解説していますが、その中で現代の2分の2拍子(2/2)に当てはめられる可能性のある拍子は、ただ「2」と書かれた拍子か、Cに縦線が入る拍子のどちらかと考えられます。
そしてオトテール自身はこの2つの拍子を使い分けていることが、その解説から窺えます。
たとえば現代で「イネガル奏法」と呼ばれる不均等な音符の扱い方について、「2」の拍子では、8分音符が pointée (付点がつけられるなどの意味)になると書かれていますが、Cに縦線の入った拍子の場合は、8分音符に点がついてないないなら8分音符は均等に演奏されるべきであると述べられています。

前回動画はCに縦線が入っている拍子で、しかも "croches égales" =均等な8分音符つまり8分音符は均等に、という指示が冒頭にあります。
そのため、8分音符はイネガルにはならないように意識しています。
とはいえかっちり均等に吹くのも不自然であり、そのあたりは良い具合に曖昧にして演奏しているところもあるかもしれません。
前回動画↓
https://youtu.be/80eaudzoJsY

ちなみにC(いわゆる4/4拍子)の場合は、16分音符が pointée になると書かれています。



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