寄付なんか絶対しないという人の話

◼️◼️◼️子ども食堂について◼️◼️◼️

※当店では一口500円の「おごりチケット(略しておごチケ)」を中心にご寄付によって活動資金を賄っています。現在までに総額136000円272食分のご寄付をお預かりして、238食ものお食事を中学生以下の子供たちにご提供させて頂きました!(3/10時点)
詳細は文章の最後に記載しておりますので活動に共感して頂けた方はご無理のない範囲で結構ですのでお力添えいただけると幸いです。

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どうもこんにちは。今日はひかるです。
今回は僕が書かせていただくのですが、正直に言ってしまうと、この子ども食堂活動報告において僕の立場ってBarを経営していて、その場所を子ども食堂活動をする場所に提供している立場なので、活動報告は一番書くことがないんですよね。

まぁ夜のBarでお子様に食事を提供してもいいんですが、そもそも酒の場所なので子供は来ません…。なので子ども食堂の活動は昼営業してくれているはるかさんとローズさんに任せています。

なのでここではなんというか、僕の雑談というか子ども食堂に対する考えなり、夜のバーでもらったそれに対する意見などを書いていきたいと思います。

寄付したらお金をがめられた

当店夜のバーでもチャージをもらえるように、子ども食堂報告のホワイトボードを大胆に壁にかけているんですが、以前Barに来たお客さんがそれを見て「俺こーゆーの嫌いなんだよね」と言っていました。

詳しく聞いてみると、
「子供の頃に心臓病の子供の手術費用を集める活動に寄付したら、しばらくしてその活動が嘘でお金をがめられたとわかった」
と言っていました。

わからなくはないしその考えはそれはそれで良いと思うんですけど、僕の考え方とはちょっと違うなと思いました。

ここからは僕個人の寄付というものへの考え方を書いていきます。これはあくまで僕個人の思考であって当子ども食堂の考え方ではないですのでご注意を。

僕は割とコンビニのレジの横にある募金箱にお釣りを入れたりします。財布が手元にあるタイミングで募金活動をしていたら割と気軽に寄付します。

で、その寄付した先でお金がどうなったかは、あまり興味がないんですよね。

家の近所にローソンがあって、そこの募金箱にはそれなりの額を寄付しているんですが、例えば募金箱からバイトがお金を抜いても、変わらずその後も募金する気がします。

なぜかというと、僕がそこで寄付するのは、財布に小銭が溜まるのが嫌だからなんですよね。なので要するに”財布が小銭でいっぱいにならないことを買う”という感覚です。数日財布が軽くなるなら数十円ぐらい安いもんです。

募金活動に寄付をするときもこれと同じ感覚です。募金の場合だと”良いことをした気分を買う”という気持ちで募金をします。

なのでつまり、お金を払ったその瞬間に目的が達成してるんですよね。

リスクのない良いことって少ない

この”良いことをした気分”を得られるコストって、日常生活だと安くないんですよね。もうね。世の中便利になりすぎていて、人が困ってる状況ってなかなか見つからないんです。

もちろん「困ってる人ーー!!助けますよーーー!!」とかSNSなりで大声で言えば、いると思うんですけど、そこまではなかなかできないじゃないですか。

例えばフィクションでよくあるような、道で大荷物を運んでるおばあちゃん。見る機会あります?見つけたら一緒に運んであげて、”良いことをした気分”を得られるんですが、僕がよく見ていないだけかもしれないんですが、見たことないんですよね。

駅のホームの階段前で途方に暮れている大きなトランクを抱えた女性、見たことあります?駅のホームには大抵エレベーターがあるし、困ってる人いないんですよね。

もしいたとしても、若い女性に男が声をかけたらナンパだと思われるかもしれないし、逆だったとしても怪しく感じちゃう。

まぁもちろんたまに家でしないような手伝いをしてみたり、仲間内に優しくしたりだとかはできるんだけど、身内にする”良いこと”と身内以外にするボランティアで得られる気持ちってまた違うじゃないですか。

つまりこの”他人への良いことをした気分”って日常でなかなか得られないんですよね。

なんですけど、募金活動に寄付って、数十円程度で”いいことをした気分”を得られるんですよね。なので僕は寄付はコスパ良い買い物として見ている部分があるんですよね。

言うなれば喫茶店でパフェを買うのと一緒です。

もちろんそれが何か慈善事業に使われたら当然嬉しいんですが、それは僕がお金を払った事実とは別なんですよね。パフェを売ったお金の一部をボランティア活動に寄付していますって感じです。

例えばアフリカの子供への募金をしたとして、届けられた報告が後日ニュースでやっていても、アフリカの子供が食べれるお金を手にしたんだ。よかったよかった。という感じで、そこに”僕の払った募金によって”って感覚が繋がってないって感じです。なぜなら僕は上記のように”良い気分”を買うためにお金を払ったんで。

だって、僕はその救われたアフリカの子供を見ていないじゃないですか。だから募金をしたことと、アフリカの子供が救われたことのつながりを実感できないんですよね。

なので僕は自分の余剰金で”アフリカの子供のために募金をした”という気持ちを買ってる感じです。だから究極、究極言えばその後のお金がどうなってるかなんて知ったこっちゃないんですよね。

あ、もちろん当子供食堂ではもちろんしっかりお子様に食事を提供しています。そしてチャージしていただいた金額、提供した食事数も全て記録しています。

上記はあくまで僕のスタンスというだけです。

っという感じで今日はここまで読んだついでに、良い気分を買っていきませんか?サポートは100円から可能です!

寄付について

当子ども食堂では、先日までは来店いただいた方からの直接の寄付、もしくはツイッター上でのpaypayを使っての寄付を頂いていたのですが、どうやらpaypayでの遠隔の寄付は規約上よろしくないようですので、今後は遠隔の場合、こちらのnoteサポート機能での寄付を頂ければと思います。

それに伴いnoteのサポート機能の場合、寄付いただいた金額の10%をnote運営事務局に手数料として払うことになります。例えば1万円寄付いただいても実際に当店でお子様に食事として提供できる金額は9000円となります。せっかく寄付頂くのに、一部を手数料として支払うのは心苦しいのですが、遠隔での寄付がないと運営できないのも事実です。申し訳ありませんがご了承ください。

ですので、可能であれば当店に直接来店いただいた際に寄付いただけるのが一番なのですが、どうしても来店できない方はこちらから寄付を頂けるととても助かります。

寄付いただける方はこの記事最下部のサポートよりお願いします!(サポートはnoteに会員登録した場合しかできません…)いただいた寄付は責任を持ってお子様に届けさせていただきます。今後ともよろしくお願いします。



頂いた寄付はnote使用手数料を除き、全て当店の子ども食堂のチケットチャージとして利用させていただきます。