見出し画像

リーディング・マラソン#2

※FacebookにUPして、こちらにUPしてなかったので記録のために転載します。

(2023年10月8日)
今朝はリーディングマラソンの2回目。
これがあると思うと、なかなか手が出せなかった本にも手を出せるので、本当にありがたいです。

※リーディングマラソンって何?とか、1回目の様子についてはこちら

今日は、最近どなたかのタイムラインで見かけた「存在しない女たち」と、フォーカシングのジェンドリンが開発した意味創造理論である「TAE(Thinking At the Edge)」に関する本を3冊手にとりました。

「存在しない女たち」は、いかに男性を標準として世の中のいろいろなものが決められて動いているのかを、淡々とファクトを並べて示してくれている本で、自分自身も気づいてさえいなかったことが次々に意識化されそうで、まずは知る、気づくという意味で重要な本だと思いました。

TAE関連の3冊は、著者の得丸先生の講座をこれから1年に渡って受けるので予習を兼ねて。最初にフォーカシングを体験したのも、ワークブックを買ったのも、12年くらい前だったけど、改めて読んでみると、現象学の本質観取や、哲学対話でやろうとしていることと非常に近いと思いました。

それもそのはずで、ジェンドリンはフッサールやハイデガー、ウィトゲンシュタインらの思想の影響を受けているそうで。

一番参考になりそうなのは、様々な「感想」や「内省」の分析に使えそうなことと、哲学対話など探究をするときの、答えの言語化のところでも、このステップが使えそうだなというところ。いろいろな方向に応用できそうでワクワクしてきました。

相変わらずいろいろ手を出し過ぎて、どれも中途半端ですが、じっくり時間をかけて馴染んでいけたらと思います。

あとは、ずっと置いてある「オートエスノグラフィー」と「エピソード記述」の質的研究法についても、この勢いで乗り出したい。

そんな風に、本と向き合うための、ひいては何のためにその本を読みたいのかについてまでも考えられるこの機会は、とても貴重です。ご一緒いただいたみなさま、ありがとうございました。

サポートいただけたら跳ねて喜びます!そしてその分は、喜びの連鎖が続くように他のクリエイターのサポートに使わせていただきます!