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Love and Deepspace−恋と深空−

1月にリリースされた「恋と深空」というゲームがとても面白い。

メインストーリーが進むにつれ、謎が謎を呼ぶ展開。更にはサイドストーリーでも現段階ではハッキリしないが、明らかに重要な伏線を様々な形で散りばめてくる。
今後の物語の展開が楽しみで仕方ないです。

おすすめポイント
・ストーリーが重厚過ぎて期待しかない
・一人称で進みメインストーリーがまるで映画
・グラフィックがとても綺麗
・各キャラクターのモーションが豊富
・キャラメイクが細か過ぎてオリジナリティが凄い
・ドラマCD並みが普通に沢山聴ける
・ドラマCD並みがまさかのバックグラウンドで聴ける
・ミニ小説が多々有り
・サイドストーリーがメインストーリーの伏線でもある場合が多々有り、より物語の重厚感が増す
・カードが横向き画面になって画集レベルの綺麗さで感激。iPad等の大画面で見ると更に綺麗で感動
・BGMが豊富でどれも素敵
・BGMが色々自分で選べて更にプレイリストも作れる
・まさかの本格的戦闘が用意されている
・クレーンゲーム、ニャンコカードゲームなどミニゲームも充実
・主人公にも声が用意されておりオンオフ選べる
・開発会社が本気で、且つ資金力ありまくり

兎にも角にも、至る所、全て、細かく緻密に作り込まれています。
プロモーションに関しても抜かりなく、海外メーカーなのに全方面をしっかり押さえてあり感心します。

リリース前は、グラフィックに力を入れていて、乙女ゲームに本格戦闘シーンを盛り込んでいつもとは異なるユーザー層も狙いつつ、今後リリース予定のゲームの戦闘シーンに慣れさせる為かな?程度に思っていたのですが、いざプレイしてみると、そんな浅い力の入れ方ではなかった事がひしひしと伝わります。

乙女ゲームと言うジャンルも、ここまでの規模とコストと熱量で取り組む企業が現れたんだなぁと実感しました。

乙女ゲームと言えば、紙芝居ゲームと言われるほど低コストで作れる、利益率の良いゲームだったはずなのに、今ではシナリオが良い、キャラクターが良い、だけでは消費者はお金を出してくれない状況になりつつあるのかも知れません。
2024年リリース予定で用意されている国産の乙女ゲームも多々あるかと思います。
ただ、今回の恋と深空の色々な良い所全部乗せ!のようなコンテンツをリリースされると、やはり難しい部分も出てくるかと思います。(勿論、国産の乙女ゲームもグローバル展開は既にしていますが)
そこは本当に心配であり、少し残念な気持ちもあります。

何年前からこのプロジェクトが始動していたのかはわかりませんが、水面下で着々と用意されていた間、国内メーカーはこの様なライバルが出現する事態をどれぐらい予測していたのでしょうか?
恐らく、今後は3Dに関しても今回の技術や内容、データ等を応用して用意してくるかと思います。

今まで沢山素晴らしい時間を提供してくれていた国内メーカーには是非とも今後も頑張って素晴らしい作品を出して欲しいと思います。心から応援しております!

あと、唯一の懸念事項は、やはりこれほど素晴らしい作品であるものの、Chinaゲームと言う点はどうしても懸念を抱いてしまいます。どんなに良いものを作っても、あの国ではどうしても全て国のもの。規約もあってない様なものだと思って同意しています。
そして、27年頃の台湾の有事も含め様々な不安要素が多い国でもあります。
ただ、「楽しいな☺️」、だけでは済まないんだろうな…と思いながら遊んでいます。

10年前ぐらいにはChinaゲームをここまで楽しく遊んでいる未来があるとは思ってもいませんでした。
10年後にインドコンテンツで遊び、20年後にはアフリカコンテンツで楽しんでいるのでしょうか?
その辺も不思議な気持ちで、恋と深空を遊んでいます。

「楽しいな☺️」と言う気持ちと、相手に対する尊敬とか感謝の気持ちで成り立てば、とても良い事だと思うのですけどね…。
残念ですが、人間社会は複雑です…


ともかく、グローバルリリース、おめでとう御座います。これからの展開も楽しみにしております。


明日も世界中に優しく、穏やかな風が吹きますように。

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